テニスのポイント(得点)の数え方

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テニスベア運営
2020/05/19 (火)

テニスのポイントの数え方は、他のスポーツになく独特です。試合観戦をするときも、慣れない試合に出た時も、初心者にとってはわかりづらいものです。ここでは、テニスの得点の数え方やルールを解説します。

テニスの試合を見ていて、得点の数え方がややこしいなと思ったことはないでしょうか?ここでは、テニスの得点の数え方やルールなどを詳しく説明していきます。

テニスの基本的なルール

テニスはネットを挟んで行うスポーツですが、他のネット競技と同様に、サーブから試合が始まります。サーブの後はお互いにボールを打ち返し、それを繰り返します。

自分の打ったボールがネットを超えて相手のコート内に落ちればOK。返球は、相手からのボールが地面に2回着くまでに打ちます。つまり、ノーバウンド(1回も地面に落とさない)かワンバウンド(地面に落ちるのが1回だけ)で、相手に打ち返さなければなりません。

サーブを受ける場合はノーバウンドではなく、必ずワンバンド後に返球します。

ポイントの取り方

それでは具体的に、どんなときに自分の得点になるのかを見ていきましょう。

エースを取る

男子プロテニスプレーヤーのサーブは、時速200Km以上が当たり前になりつつあります。それくらいスピードの速いサーブやライン際ギリギリに入るサーブ、回転がかかって予想していないようなところへ飛んでいくサーブなど、多彩で攻撃的なサーブに驚きます。

サーブを打って、相手がワンバウンドで返球できないとポイントが入ります。ポイントが取れるサーブの中でも、相手が触ることもできない厳しいサーブを「エース(サービスエース)」と言います。

サーブは2本打てるので、ファーストサーブ(1本目)はミスしたとしてももう1本あります。そのため多くの選手は、ファーストサーブはエース狙いなどポイントが取れるようなサーブを打ちます。サーブも立派な武器なのです。

一方で、そんな厳しいサーブを返すのも爽快ですよね。鋭いサーブをそれ以上に鋭く返球(リターン)して相手が取れない場合も「エース(リターンエース)」です。錦織選手の得意技です。

相手のボールがアウトになる

ボールがコートの外でワンバウンドしたら「アウト」です。相手が打ってきたボールがアウトになれば、自分にポイントが入ります。もちろん、一度コート内にバウンドしてからコート外に出た場合は「アウト」ではなく「イン」です。

相手のボールがネットにかかる

相手の打球がネットにかかった場合は、ボールが落ちた場所によってどちらにポイントが入るのか変わってきます。

  • ネットを超えても超えなくても、コートの外にボールが落ちたら、自分にポイントが入る
  • ネットを超えずに相手のコート内にボールが落ちたら、自分にポイントが入る
  • ネットを超えて自分のコート内にボールが落ちたら、返球が必要
    (サーブの場合は、ネットを超えてサービスコート内に落ちたらサーブのやり直し)

相手がダブルフォルトをする

サーブがサービスコート内に入らなければ「フォルト」です。サーブはファースト・セカンドと2本チャンスがありますが、相手のサーブが2本ともフォルトになると「ダブルフォルト」で、自分にポイントが入ります。

試合の流れ

上記の通り、どちらかがミスをしたりビシッと決めたりしていくとポイントが入っていくわけですが、どうすれば勝敗がついて試合が終わるのでしょうか? 試合の流れを見ていきましょう。

ゲーム

「0」からスタートして「15・30・40・ゲーム」までポイントを重ねると、「ゲーム」を1つ取ったことになります。つまり、先に4ポイント取ったほうが1ゲームを獲得できます。

セット

ゲームを6つ先取すると「セット」を取れますが、「2ゲーム差をつける」というルールがあります。6ゲームを取った時点で相手が4ゲーム以下ならセット終了で、そのセットは勝ちとなります。「5-5」の場合は、連続して2ゲーム取って「7-5」にすればセット獲得です。

「6-6」になると、「タイブレーク」という延長戦を行います。タイブレークで先に7ポイント取ると、セットを獲得できます。

マッチ

「マッチ」とは1つの試合を意味し、大会によって「○セットマッチ」と決められています。「○セットマッチ」とは、「合計○セット」ということです。草トーナメントやジュニアの試合でよくある1セットマッチは、合計1セットなので当然1セットを取った方が勝ちとなります。

大会規模が少し規模が大きくなったり、プロの試合でよくある3セットマッチは、3セットのうち2セットを取った方が勝ちです。試合結果は、セットカウントが勝った方から「2-0」「2-1」のどちらかです。

グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米)の男子シングルスは、5セットマッチで行われます。勝利には、3セット先取が条件の過酷な試合です。

反則行為

どちらかがミスをすればポイントとなるわけですが、実はテニスには、それ以外にもポイントを失うことがあるのです。スポーツマンシップと言われますが、その精神に反する反則行為をした場合はペナルティが与えられます。

1回目は警告ですみますが、2回反則行為があると1ポイント失います。3回目は1ゲームを失い、4回目は失格となります。

第三者からアドバイスを受ける

試合中、コートにいるのは選手のみで、コーチなどは観客席にいます。選手がピンチに立たされると応援には熱が入ってくるもの。ですが、離れた所からでもアドバイス的な発言やジェスチャーをすると、その選手が反則を取られる場合があります。

2018年の全米オープン決勝戦。大坂なおみ選手がグランドスラムで初めて優勝した大会なので覚えている方も多いと思いますが、記憶に残る理由はそれだけではないでしょう。決勝戦の対戦相手は、大坂選手も憧れる地元アメリカのセレナ・ウィリアムズになったことで試合前から話題になっていましたが、試合自体は何とも後味の悪いものでした。

結果的にはセレナのペナルティがかさみましたが、その発端は、観客席のセレナのコーチが、セレナに対してジェスチャーでアドバイスをしたという反則行為でした。

セレナ自身は反論するなど納得がいっていなかったようですが、選手自身が求めていなくても、第三者がアドバイスをしたとみなされると反則行為と判断されます。

身につけているものが落ちる

故意ではなくても、試合中のコート内に選手自身から物が落ちると反則となります。たとえば、ポケットに入れていたボールやタオル、キャップなどです。初回は警告のみですが、2回目以降は落とすたびに失点となります。

ラケットが手から離れたりラケットに付けている振動止めが外れたりした場合、自分のコート内では影響ありませんが、相手コートに飛んでいったり相手のプレーを妨げたりすると反則行為です。

暴言

興奮してくると、つい声を荒げてしまうことはあります。テニスの試合中、選手が暴言(卑猥な言葉や侮辱した言葉など)を吐いたと主審が判断すると、反則になります。

先ほどの全米オープン決勝時のセレナも、結局納得がいかず主審への怒りから暴言を吐きました。

大坂選手の調子の良さに対してセレナはうまくいかず、その苛立ちからかラケットを叩きつけて壊しました。ラケットの破壊も反則行為です。それで2回目のペナルティを取られたのですが、2回のペナルティに腹を立てたセレナは、主審に向かって暴言を吐いたのです。かなり激しく言い寄っていました。これで反則行為が3回となり、セレナは1ゲームを失いました。

ジャッジに不服がある場合に苛立って暴言を吐きがちですが、見ていても気持ちよくありません。

タイムバイオレーション

テニスには、ポイント終了時、ゲーム終了時、セット終了時には、次のプレーを始めるまでの時間がそれぞれ決められています。サーバーがその時間を超えてもサーブしない場合、またはレシーバーが構えない場合にタイムバイオレーションというペナルティを取られます。

その他マナーの悪い行為

プロの試合でたまに見かけますが、イライラした選手がボールやラケットを叩きつけたり蹴飛ばしたりしているシーンがありますよね。軽くなら反則とはなりませんが、破壊したり審判に向けたりと乱暴にした場合は反則行為になります。

それ以外にも、相手のコート内に入る、許可なくコートを離れる、理由なく途中棄権する、ベストを尽くしていないといった行為も反則です。他、スポーツマンシップに反する行為は反則となります。

テニスは紳士淑女のスポーツとも言われています。ポイントを失うという以前に、プロはもちろんテニスが好きな人、すべての人たちが気持ちよく楽しむためにも、反則行為はせずにスポーツマンシップに則りましょう。

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