テニスの基本ルール

硬式テニスの基本ルールをわかりやすく解説

ルール 初心者 基本
2021-01-19 更新
2020-05-31 作成
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どのスポーツでも、国際大会で日本人がいい成績を残すとうれしいものです。テニスにおいても、錦織選手や大坂なおみ選手をはじめ、男女ともに日本選手が何人も活躍しています。テレビ中継される試合も多いですし、日本国内でも国際試合が行われているので、試合を観戦しながら「テニスを始めたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。

テニスを始めるためにも、試合をもっと楽しく観戦するためにも、まずはルールを知っておきたいもの。そこでこの記事では、テニス初心者に向けてルール解説をしていきます。

基本のルール

基本のルール

テニスとは、ネットを挟んで2組がボールを打ち合うスポーツです。自分の打ったボールがネットを超えて相手のコート内に落ちればOK。返球は、相手からのボールが地面に2回着くまでに打ちます。つまり、ノーバウンド(1回も地面に落とさない)かワンバウンド(地面に落ちるのが1回だけ)で、相手に打ち返さなければなりません。

どちらかがミスをすれば「ポイント」となり、ポイントを重ねて「ゲーム」を取り、ゲームを重ねて「セット」を取り、「マッチ」となります(それぞれについては、この後説明します)。サーブから始め、1ゲーム終わるまでは同じ人がサーブを続けます。

1対1のシングルスと2対2で行うダブルスとがあり、シングルスの場合はコートの横幅が少し狭くてサイドライン(コートの横のライン)が内側になります。ダブルスは少しだけコートが広くなります。

ポイントの数え方

ポイントの数え方

得点を数えることを「カウント」と言いますが、テニスのカウントは少し複雑なので、多くの方が戸惑うのではないでしょうか。

テニスは1、2、3…という点数の付け方ではないため、バレーボールの25点先取やバドミントンの21点先取などのようにわかりやすい数え方ではありません。

ポイント

まずは、ポイントになる場合を説明します。相手にポイントが入るときを想定します。

  • サーブが2本とも入らなかった場合
  • 自分の打球がコートの外に落ちた場合
  • 自分のコート内に落ちたボールをワンバウンド以内に返せなかった場合
    相手の打球がネットにかかっても、自分のコート内に落ちれば拾わなければなりません
  • 相手の打球が、自分のラケット以外(体やウェアなど)に触れた場合

これらが相手側に起これば、自分のポイントとなります。

テニスのポイントは、「0(ラブ)・15(フィフティー)・30(サーティー)・40(フォーティー)・ゲーム」と数えていきます。同点の場合は「オール」と言い、「30-30」は「サーティーオール」となります。「0-0(ラブオール)」からスタートし、4回ポイントを重ねて1ゲーム取れるのです。

「40」になるとあと1ポイント取ればゲームとなるところですが、2組とも「40」の同点、「40-40」の状態が「デュース」です。デュースになったら、あと2ポイント連取しなければなりません。

デュース後、どちらかが1ポイント取ると「アドバンテージ」となります。「アドバンテージA」と審判が言った場合は、Aさんが1ポイントリードしていて、続けてもう1ポイント取ればAさんがそのゲームを獲得できるということを意味しています。

お互いに1ポイントずつ取ったらまたデュースとなり、どちらかが2ポイント連取するまでデュースを繰り返します。

ただし、「セミアド(セミアドバンテージ)」や「ノーアド(ノーアドバンテージ)」といった方式もあります。セミアドは、1回だけデュースを行うことです。デュース後にどちらかが2連続得点すれば終了ですが、両方が1ポイントずつ取ってまたデュースとなった場合は、次のプレーでポイントを取ったほうが勝利となります。ノーアドは、デュースを行わずに「40-40」の次にもう1ポイント取ったほうが勝ちです。

ゲーム

先ほどから「ゲーム」と出てきますが、テニスの試合はこの「ゲーム」が基本と言えるでしょう。「15・30・40・ゲーム」までポイントを重ねると、「ゲーム」を1つ取ったことになります。つまり、先に4ポイント取ったほうが1ゲームを獲得できるのです。趣味でテニスをしている人は、「4ゲームで」とか「6ゲーム先取で」といった具合に試合形式でプレーされていると思います。

試合では、1ゲーム終了後にチェンジコートとなります。その後は2ゲーム終了するごとにチェンジコートします。「奇数ゲームが終わったらチェンジコート」と覚えておきましょう。チェンジコートとは、お互いのコートを移動して、コートを入れ替えることです。チェンジコートのタイミングは90秒間の休憩タイムとなり、水分などを摂取して休めます。

セット

ゲームを6つ先取すると「セット」を取れますが、「2ゲーム差をつける」というルールがあります。6ゲームを取った時点で相手が4ゲーム以下ならセット終了で、そのセットは勝ちとなります。「5-5」の場合は、連続して2ゲーム取って「7-5」にすればセット獲得です。

「6-6」になると、「タイブレーク」という延長戦を行います。タイブレークで先に7ポイント取ると、セットを獲得できます。

ポイントの数え方とは異なり、「ゲーム」や「セット」「タイブレーク」は0(ラブ)・1・2・3…とカウントします。同点の場合は、やはり「オール」となります。

マッチ

アマチュアの試合では「○ゲーム先取で勝利」という大会も多いですが、プロテニスは3セットマッチか5セットマッチで行われます。「マッチ」とは1つの試合を意味します。

通常は、3セットマッチです。3セットマッチでは、先に2セットを取ったほうが勝ちとなります。「1-1」になった場合に3セット目に突入するので、最大3セット行われるということです。試合結果は、セット数が「2-0」「2-1」のどちらかです。

グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米)の男子シングルスは、5セットマッチで行われます。勝利には、3セット先取が条件であり、時に3時間を超える過酷な試合です。

ショットの種類

ショットの種類

テニスでボールを打つことを「ショット」と言いますが、打つ場面や球種によって、呼び方が異なります。ここでは基本的なショットの種類を見ていきます。

サーブとリターン(レシーブ)

テニスの試合は「サーブ」から始まります。サーバー(サーブを打つ人)自身がボールを手で投げ上げ(トスと言います)、それをラケットで打ち、相手のサービスコートに入れます。サービスコートに入らないと「フォルト」となります。サーブは2本チャンスがあり、2本ともフォルトになると1ポイント失います。ネットにかかった場合、相手コートにボールが落ちるとサーブのやり直し、自分のコートやコートの外に落ちればフォルトです。

高い位置でボールを打ってサーブをするのが一般的ですが、バドミントンのようにラケットを下から出して打っても問題ありません。

サーブを返球することを「リターン(レシーブ)」と言います。サービスコート内に入ったサーブをワンバウンドさせてから相手コート内に打ち返します。

ストローク

テニスの基本の打ち方が「ストローク」です。多くの方が、テニスと聞いてイメージする打ち方でしょう。自分のコートにワンバウンドで落ちたボールを、ラケットを横から振って返球することです。

自分の利き手側(右利きなら右側)にきたボールを打つことを「フォアハンド」、逆に利き手と反対側(右利きなら左側)にきたボールを打ち返すことを「バックハンド」と言います。

ボレー

ワンバウンドで打つことが「ストローク」で、ノーバウンドでの返球を「ボレー」と呼びます。ボレーのほとんどは、ネット際で打ちます。強く鋭いボレーで攻撃したり、相手のいない空間にちょこんと落としたりとポイントを決めやすいショットです。

ボレーにも「フォア」と「バック」があります。

プロが繰り出すようにいろいろな技がありますが、サーブとレシーブ、ストローク、ボレーができれば、試合形式でテニスを楽しめるでしょう。

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監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。
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