【2024年最新】ハンブルク・ヨーロピアン・オープンのドロー表・放送日程
ATP500とWTA250の大会であるハンブルク・ヨーロピアン・オープンのドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。
目次
ハンブルク・オープン2024のドロー表
coming soon!
ハンブルク・オープン2024の開催日程(大会スケジュール)と放送予定
coming soon!
(2023年は、男子が7月24日(月)~7月30日(日)、女子が7月23日(日)~7月29日(土)に開催されました。)
ハンブルク・オープンとは
テニストーナメントの中でも長い歴史を持つハンブルク・ヨーロピアン・オープン(以下、ハンブルク・オープン)。1892年から続く伝統ある大会で、ウィンブルドン終了後、7月下旬に行なわれるATP500およびWTA250の大会です。「ドイツ国際オープン」「ドイツテニス選手権」「ドイツ・ヨーロッパオープン」などとも呼ばれます。
その歴史の中で、大きな変革もありました。2009年のATPワールドツアー改編によって、開催時期とツアーカテゴリーが変更されたのです。 2008年までは、全仏オープン前のクレーコートシーズンの5月に行なわれていました。当時はマスターズのカテゴリーの大会で「ハンブルク・マスターズ」と呼ばれていたのですが、2009年にATP500シリーズに降格となり、開催時期もウィンブルドン後の7月となりました。
また2002年まで行われていたWTAのハンブルク・オープンは、2021年に復活しています。
開催地 | ハンブルク(ドイツ) |
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会場 | アム・ローテンバウム・テニススタジアム |
開催時期 | 7月下旬 |
サーフェス | クレー |
獲得ポイント | ATP:500ポイント WTA:280ポイント |
獲得賞金 | ATP:総額1,831,515ユーロ(2023年) WTA:総額259,303ドル(2023年) |
ドロー数 | ATP:シングルス28ドロー、ダブルス16ドロー WTA:シングルス32ドロー、ダブルス16ドロー |
冠スポンサー | --- |
公式ウェブサイト | https://hamburg-open.com/en/ |
ハンブルク・オープンの開催地/会場
ハンブルク
開催地はドイツ北部のハンブルク。首都ベルリンに次いで二番目の人口の多さを誇る国内第二の都市であり、経済や観光、文化、スポーツなども発展しています。
多くの運河が流れるドイツ最大の港町でもあり、橋のある風景もハンブルクの特徴と言えるでしょう。水・橋・美しい建築物が相まって、とても絵になる街並みです。 川を堰き止めて造られた湖や公園、動物園や植物園など自然に親しめる場所も、美術館やショッピング施設、市場やナイトクラブなども充実しており、多彩な楽しみ方ができます。
ちなみにハンブルクという地名は、『ハンバーグ』の語源となりました。
ハンブルクは年間を通して、日本よりも気温が低いです。平均して冬は寒さが厳しく、夏は涼しいのですが、ときに酷暑となることも。ハンブルク・オープンが開催される7月は、日本の夏に比べれば過ごしやすいと思います。しかし、35度を超えることもあるので、暑さにも涼しさにも対応できる服装を考えたほうがいいかもしれません。また雨の準備もしておきましょう。
アム・ローテンバウム・テニススタジアム
ハンブルク・オープンは約130年の歴史がありますが、会場はずっと変わらず、ハンブルクの中心のアム・ローテンバウムで行われています。
メインとなるアム・ローテンバウム・テニススタジアムは1999年に造られました。格納式の屋根があり、13,200人収容できます。
ハンブルク・オープンの開催時期
ハンブルク・オープンは例年、男女ともに7月下旬に開催されます。
2020年は新型コロナウィルス感染症の影響で延期となり、9月開催に変更されました。
また、WTAが大会に復活した2021年は、ATPの前週、ウィンブルドン2週目と重なる7月6日から7月11日というスケジュールで行われました。
ハンブルク・オープンのサーフェス
ハンブルク・オープンは、クレーコートの大会です。全仏オープンと同じ「アンツーカー」という赤土が使われています。
ハンブルク・オープンの獲得ポイント/獲得賞金
ハンブルク・オープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。
ATP500
ATPツアーの中で、ハンブルク・オープンはATP500大会に含まれます。優勝者には500ポイント、準優勝者には300ポイントが付与されます。また、2023年大会での賞金は、優勝者342,500ユーロ、準優勝者が184,285ユーロでした。
なお、ATP500とは、男子プロテニス協会「ATP(Association of Tennis Professionals)」が運営する大会です。トップ選手が参加する主なATPツアーは「グランドスラム」「ATPファイナルズ」「マスターズ1000」「ATP500」「ATP250」とあり、その中のATP500は年間13大会行われます。
上位30位以内の選手(コミットメントプレーヤー)には、ATP500の13大会のうち4大会に出場義務があり、さらに全米オープン以降に行われる大会の中で少なくとも1大会に出場しなければなりません。全米オープン以降のATP500は、ジャパンオープンを含め4大会です。
WTA250
WTAツアーの中で、ハンブルク・オープンは、WTA250の大会に含まれます。優勝者には280ポイント、準優勝者には180ポイントが付与されます。
また、2023年大会での賞金は、優勝者が29,760ユーロ、準優勝者が17,590ユーロでした。
ハンブルク・オープンのシングルス歴代優勝者
ハンブルク・オープンの過去10年の優勝者をご紹介します。
男子
- 2023年-アレクサンダー・ズベレフ
- 2022年-ロレンツォ・ムゼッティ
- 2021年-パブロ・カレーニョ ブスタ
- 2020年-アンドレイ・ルブレフ
- 2019年-ニコロズ・バシラシビリ
- 2018年-ニコロズ・バシラシビリ
- 2017年-レオナルド・メイヤー
- 2016年-マルティン・クリザン
- 2015年-ラファエル・ナダル
- 2014年-レオナルド・メイヤー
女子
- 2023年-アランツァ・ルス
- 2022年-ベルナルダ・ペラ
- 2021年-エレナ=ガブリエラ・ルース
ハンブルク・オープンの名場面
ツアー優勝99回(2021年8月現在。シングルス88勝、ダブルス11勝)を誇るラファエル・ナダル。決勝戦後の優勝スピーチも慣れたものなのでしょうね。しかし、2015年のハンブルク・オープンでの優勝スピーチの最中、ナダルにアクシデントが起こりました。
ファビオ・フォニーニを破って優勝したナダルは、セレモニーでの優勝スピーチに臨みました。その途中でナダルに異変が起きます。どうやらスピーチをしているときに右足がつった様子。足の痛さに耐えながらも話を続けるナダルに、観客も拍手で応援します。ついにはマッサージしてもらいながらスピーチをすることに。
決勝戦は7-5、7-5でストレート勝利しましたが、試合時間は2時間34分かかっています。ここまでの疲れがスピーチのときに出たのかもしれませんね。それでも覇者として、きちんとスピーチを成し遂げたナダルはさすがです。