【2023年最新】バニャルカ・オープンのドロー表・放送日程

2023-04-06更新
2,810
監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。

ATP250の大会であるバニャルカ・オープンのドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。

バニャルカ・オープン2023のドロー表

coming soon!

バニャルカ・オープン2023の開催日程(大会スケジュール)と放送予定

2023年は4月17日(月)~4月23日(日)に開催が予定されています。

バニャルカ・オープンとは

バニャルカ・オープンは、2023年より新しく始まるATP250の大会です。

バニャルカでは2002年以来バニャルカ・チャレンジャーを開催してきましたが、この大会がATP250に昇格したため、2023年がバニャルカ・オープンの第1回開催となります。今後セルビア・オープン(ATP250)に取って代わり、クロアチア・オープン(ATP250)と並んで旧ユーゴスラビア大陸で行なわれる本格的なATPツアー大会となります。

開催地が連邦国家ボスニア・ヘルツェゴビナの構成国の一つであるスルプスカ共和国にあることから、別名スルプスカ・オープンとも呼ばれます。

バニャルカ・オープンの前身大会であるバニャルカ・チャレンジャーの歴代優勝者の中には、ビクトル・トロイツキ、ディエゴ・シュワルツマン、アルベルト・ラモス=ビノラスなど、過去および現在のランキングトップ20に入るスター選手が含まれており、ATP250に昇格したことで、大会はより盛り上がりを見せることでしょう。

開催地

バニャルカ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
会場 テニスクラブ・ムラドスト
開催時期 4月中旬
サーフェス クレー
獲得ポイント 250ポイント
獲得賞金 総額562,815ユーロ(2023年)
ドロー数 シングルス28ドロー、ダブルス16ドロー
公式サイト https://www.atptour.com/en/tournaments/banja-luka/2841/overview

バニャルカ・オープンの開催地/会場

バニャ・ルカ

バニャルカ・オープンの開催地となるバニャルカは、ボスニア・ヘルツェゴビナの北西部に位置しており、国内で第2の人口規模を誇る都市です。

ボスニア・ヘルツェゴビナは連邦国家であり、クロアチア系住民中心の「ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦」と、セルビア系住民中心の「スルプスカ共和国」の2つから構成されていますが、バニャルカはスルプスカ共和国側にある最大の都市であり、事実上の首都となっています。

歴史的な観光スポットとして、また渓谷美が広がるレジャースポットとしても人気の街です。

バニャルカは大陸性気候に属しており、寒さの厳しい期間が長い場所です。一年で最も暖かい7月でも平均気温は21℃ほどです。大会が開催される4月は冬が終わり徐々に暖かくなる季節ではありますが、肌寒い中で試合が行われます。

テニスクラブ・ムラドスト

バニャルカ・オープンの会場となるのは、テニスクラブ・ムラドスト(Teniski klub Mladost)です。パーク・ムラデン・ストヤノビッチ(Park Mladen Stojanovic)という公園敷地内にあり、屋外9面のクレーコートがあります。

メインコートには観客席が設備されており、隣接する建物には「TCPC」の文字が書かれていますが、これはセルビア語でスルプスカ共和国テニス協会の頭文字をとっています。

バニャルカ・オープンの開催時期

バニャルカ・オープンは例年、4月中旬に開催されます。

バニャルカ・オープンのサーフェス

バニャルカ・オープンのサーフェスは、クレーです。

バニャルカ・オープンの獲得ポイント/獲得賞金

バニャルカ・オープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。

ATP250

ATPツアーの中で、バニャルカ・オープンはATP250大会に含まれます。優勝者には250ポイント、準優勝者には150ポイントが付与されます。

また、2023年大会での優勝賞金は、優勝者には85,605ユーロ、準優勝者には49,940ユーロが予定されています。

バニャルカ・オープンのシングルス歴代優勝者

バニャルカ・オープンの前身大会であるバニャルカ・チャレンジャーの、過去10年の優勝者をご紹介します。

  • 2022年-ファビアン・マロジャン
  • 2021年-フアン・マヌエル・セルンド
  • 2020年-開催中止
  • 2019年-タロン・フリークスポール
  • 2018年-アレッサンドロ・ジャンネッシ
  • 2017年-マクシミリアン・マーテラー
  • 2016年-アダム・パブラセク
  • 2015年-ドゥシャン・ラヨビッチ
  • 2014年-ビクトル・トロイツキ
  • 2013年-アルヤズ・ベデネ

バニャルカ・オープンの名場面

大会とは直接関係ありませんが、バニャルカの隣国セルビアのスター選手である、ノバク・ジョコビッチとビクトル・トロイツキがバニャルカのエキシビジョンマッチにて、サッカーボールでラリーをするという珍場面がありました。

世界ランキング元12位のビクトル・トロイツキは2021年、選手やファンから惜しまれながら引退しましたが、ノバク・ジョコビッチとは幼い頃から切磋琢磨した間柄であり、セルビアの黄金時代を支えた一人でした。セルビアではたくさんの試合をして、一緒に世界を周り、時にはダブルスを組み、ATPカップとデビスカップで優勝するなど、ともに過ごしてきた思い出はたくさんあるようで、両者が戯れる姿からは、そんな二人の絆を感じることができます。

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