【2023年最新】スイス・インドア(バーゼル・オープン)のドロー表・放送日程

2023-10-24更新
5,427
監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。

ATP500の大会であるスイス・インドア(バーゼル・オープン)のドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。

スイス・インドア(バーゼル・オープン)2023のドロー表

スイス・インドア(バーゼル・オープン)2023の開催日程(大会スケジュール)と放送予定

ATP 日本時間

放送予定(TV)

放送予定(オンデマンド)
1R 10月23日(月)19:00~ --- WOWOW
2R 10月24日(火)19:00~ --- WOWOW
2R 10月25日(水)19:00~ --- WOWOW
3R 10月26日(木)19:00~ --- WOWOW
準々決勝 10月27日(金)19:00~ --- WOWOW
準決勝 10月28日(土)19:30~ --- WOWOW
決勝 10月29日(日)19:30~ --- WOWOW

スイス・インドア(バーゼル・オープン)とは

スイス・インドアは1970年から続く歴史ある大会です。フランスとドイツに接しているスイス第三の都市・バーゼルが開催地のため「バーゼル・オープン」とも呼ばれます。

スイスの隣国のオーストリア・ウィーンで行われる「エルステ・バンク・オープン」と同じスケジュールで、毎年シーズン終盤の10月末に開催されています。残す試合数もあとわずかとなる頃なので例年、ポイント争いをしている各選手が熱戦を繰り広げます。

また、バーゼルは、ロジャー・フェデラーの故郷です。この大会ではフェデラーの圧倒的な人気と実力が目立ちますが、錦織圭選手も2011年と2016年の2度、準優勝しています。

開催地 バーゼル(スイス)
会場 セイント・ジャコブ・ホール
開催時期 10月第4週
サーフェス ハード
獲得ポイント 500ポイント
獲得賞金 総額2,196,000ユーロ(2023年)
ドロー数 シングルス:32ドロー、ダブルス:16ドロー
冠スポンサー ---
公式サイト https://www.swissindoorsbasel.ch/en/

スイス・インドア(バーゼル・オープン)の開催地/会場

バーゼル

スイスと聞くと、マッターホルンやアイガーなど険しく壮大な山々や登山列車、『アルプスの少女ハイジ』やチーズフォンデュなど美しいアルプスの風景を思い浮かべる人が多いと思います。また赤十字やWHO、永世中立国といった平和的なイメージもありますね。

そして、テニスファンにとってはもちろん「ロジャー・フェデラー」ですね。 スイス・インドアは、ロジャー・フェデラーの故郷でもあるバーゼルで開催されます。

フランスとドイツの国境に位置するため、それぞれの国の鉄道がバーゼルの駅を通り、互いの国を結んでいます。ライン川の終着点でもあり、ライン川を利用したスイス唯一の貿易港もあります。

セイント・ジャコブ・ホール

(公式サイトより)

スイス・インドアの会場となるのは「セイント・ジャコブ・ホール」です。1995年から大会会場として使用され始めました。

このセイント・ジャコブ・ホールは「ロジャー・フェデラー・アリーナ」という愛称が付けられていますが、それはもちろんフェデラーを称えてのこと。とはいえテニス専用施設ではなく、バドミントンなどの国際スポーツ大会やコンサートも行われます。収容人数は約9,000人です。

スイス・インドア(バーゼル・オープン)の開催時期

スイス・インドアは、10月末に行われます。隣国のオーストリア・ウィーンで開催されるエルステとまったく同じ日程です。

スイス・インドア(バーゼル・オープン)のサーフェス

スイス・インドアはその名の通り、インドア(屋内)のハードコートで行われる大会です。

当初は屋内カーペットで行われていましたが、1978年からは屋内ハードに変更されました。

スイス・インドア(バーゼル・オープン)の獲得ポイント/獲得賞金

スイス・インドアで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。

ATP500

ATPツアーの中で、スイス・インドアはATP500大会に含まれます。優勝者には500ポイント、準優勝者には300ポイントが付与されます。

また、2023年大会での賞金は、優勝者410,660ユーロ、準優勝者が220,950ユーロが予定されています。

なお、ATP500とは、男子プロテニス協会「ATP(Association of Tennis Professionals)」が運営する大会です。トップ選手が参加する主なATPツアーは「グランドスラム」「ATPファイナルズ」「マスターズ1000」「ATP500」「ATP250」とあり、その中のATP500は年間13大会行われます。

上位30位以内の選手(コミットメントプレーヤー)には、ATP500の13大会のうち4大会に出場義務があり、さらに全米オープン以降に行われる大会の中で少なくとも1大会に出場しなければなりません。全米オープン以降のATP500は、ジャパンオープンを含め4大会です。

スイス・インドア(バーゼル・オープン)のシングルス歴代優勝者

スイス・インドアの過去10年の優勝者をご紹介します。

  • 2022年-フェリックス・オジェ=アリアシム
  • 2021年-開催中止
  • 2020年-開催中止
  • 2019年-ロジャー・フェデラー
  • 2018年-ロジャー・フェデラー
  • 2017年-ロジャー・フェデラー
  • 2016年-マリン・チリッチ
  • 2015年-ロジャー・フェデラー
  • 2014年-ロジャー・フェデラー
  • 2013年-フアン マルティン・デルポトロ

スイス・インドア(バーゼル・オープン)の名場面

スイス・インドアの開催地・バーゼルは、ビッグ4の一人であるロジャー・フェデラーの出身地。自分の故郷で開催される大会ですから、フェデラー自身もスイス・インドアには思い入れがあるようです。10度目の優勝を達成した表彰式では、勝ち慣れているであろうフェデラーも涙を流しました。

スイス・インドアでのフェデラーの成績は特筆すべきものがあります。2006年~2019年の14年間(2016年は欠場)で優勝が10回、準優勝が3回。つまり、出場すれば必ず決勝まで進んでいるのです。フェデラーがプロに転向したのは1999年ですが、2000年と2001年にも準優勝しています。2000年代のスイス・インドアは、フェデラーの独壇場といっても過言ではないでしょう。

選手として関わっているだけでなく、なんとフェデラーは子どもの頃にこの大会でボールパーソンをした経験もあるのだそうです。幼い頃からずっと親しんできた大会でもあるわけですね。故郷で10度の優勝を果たすなんて、フェデラーの真の強さにあらためて驚きます。

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