【2022年最新】テニスの上海オープン(ロレックス・上海・マスターズ)のドロー表・放送日程

2023-01-01更新
3,905
監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。

中国・上海で行われる「上海マスターズ」は、数あるマスターズ1000の中でも、欧米以外の地域で開催される唯一の大会です。 また、上海マスターズは2009年に始まりました。マスターズ1000の9大会の中で、一番新しい大会です。10月の初めに開催されます。

上海マスターズ2022のドロー表

2022年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止となりました。

上海マスターズ2022の開催日程(大会スケジュール)と放送予定

上海マスターズの概要

アジアで唯一のマスターズ1000は、急発展を遂げる中国の上海が舞台となります。

開催地 上海(中国)
会場 上海旗忠森林体育城テニスセンター
サーフェス ハード
開催時期 10月第2週
獲得ポイント 1,000ポイント
獲得賞金 総額:約747万ドル(2019年)
ドロー数 シングルス:56、ダブルス:32
公式ウェブサイト https://www.atp1000.com/

上海マスターズの開催地/会場

中国の中でも日本に近い大都市・上海。日本から、直行便も多く飛んでいます。気候が似ていますし、日本との時差も1時間しかありません。日本を基準にすると、4大大会やマスターズ1000といった大きな大会の開催地の中で、一番訪れやすい都市でしょう。

上海は経済や交通が発達した世界都市で、高層ビルが立ち並ぶ大都会です。海沿いの街はとても賑やかで華やか。特に、夜景は圧巻です。 近代的な雰囲気や西洋建築とともに、古典的な中国も感じられる魅力的な街でもあります。ショッピングスポットもグルメも盛りだくさんで、上海マスターズだけでなく、観光も十二分に楽しめます。市内の移動手段も発達していて便利です。

上海マスターズの会場である上海旗忠森林体育城テニスセンターは、市の中心地から30kmほどの場所にあり、バスや地下鉄、タクシーなどを利用して行けます。センターコートの収容人数は15,000人。カメラのシャッターのような独特な動きをする開閉式の屋根は、上海市の花「ハクモクレン」をイメージしているのだそうです。

上海マスターズの開催時期

上海マスターズは例年、10月初めから中旬にかけて行われます。開催期間は、日曜日から翌週の日曜日の8日間です。4つのグランドスラムが終わった後のマスターズ1000なので、ATPファイナルの出場や年間ランキングに大きく影響します。

上海マスターズのサーフェス

上海マスターズのサーフェスは、「デコターフ」という種類のハードコートです。比較的球速が速いハードコートと言われています。

上海マスターズの獲得ポイント/獲得賞金

上海マスターズで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。

ATPツアー・マスターズ1000

ATPツアーの中で、上海マスターズはマスターズ1000大会に含まれます。優勝者には1,000ポイント、準優勝者には600ポイントが付与されます。また、2019年大会での賞金は、優勝者が1,374,995ドル、準優勝者が696,000ドルでした。

なお、マスターズ1000とは、男子プロテニス協会「ATP(Association of Tennis Professionals)」が運営する大会です。「グランドスラム」「ATPファイナルズ」に次ぐ格付けの重要な大会です。マスターズ1000は、年間9大会行われます。モンテカルロを除くマスターズ1000の大会は、上位30位以内の選手(コミットメントプレーヤー)に出場義務があります(条件を満たせば、出場義務が免除される)。

上海マスターズのシングルス歴代優勝者

上海マスターズの、過去10年の優勝者をご紹介します。

男子

  • 2022年-中止
  • 2021年-中止
  • 2020年-中止
  • 2019年-ダニール・メドベージェフ
  • 2018年-ノバク・ジョコビッチ
  • 2017年-ロジャー・フェデラー
  • 2016年-アンディー・マリー
  • 2015年-ノバク・ジョコビッチ
  • 2014年-ロジャー・フェデラー
  • 2013年-ノバク・ジョコビッチ
  • 2012年-ノバク・ジョコビッチ
  • 2011年-アンディー・マリー
  • 2010年-アンディー・マリー

上海マスターズの名場面

2009年に始まった上海マスターズですが、第一大会の優勝者はロシアのニコライ・ダビデンコでした。 この大会では、当時世界ランク1位のロジャー・フェデラーが連戦の疲労で、3位のアンディ・マレーが手首のけがで、早々に欠場を決めていました。

また、第3シードのファンマルティン・デルポトロを始め、試合途中での棄権も多く、なんと結局9人もの選手がリタイアすることになりました。 そんな中、決勝でも本調子を取り戻せないナダルを退けて優秀の美を飾ったのが、これまた名選手であるニコライ・ダビデンコでした。最後まで攻撃的なプレースタイルを貫き、優勝を手にしました。

しかし、それ以降の過去優勝者を上記で見てください。2019年以外は、すべてビッグ4と呼ばれる選手ばかりですよね。しかも、マリーもジョコビッチもフェデラーも複数回、優勝しています。

優勝者にラファエル・ナダルの名前はありませんが、準優勝やベスト4まで見るとナダルの名前が何度も出てきます。安定した&圧倒的な強さを誇るからこその4選手ですが、こんなにビッグ4が優勝を占めている大会もないでしょう。ビッグ4の強さをより感じられる大会と言えるのかもしれません。

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