テニスのATP/WTAツアー情報

テニスのバルセロナ・オープンとは

ATP 賞金 クレーコート
2021-08-12 作成
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一般的に「バルセロナオープン」と呼ばれていますが、正式名称は「バルセロナオープン・バンコ・サバデル」です。冠スポンサーであるサバデル銀行(Banco de Sabadell)の名前が入っています。4月中旬に行われるATP500の大会です。錦織選手も得意としている大会のひとつです。

スペインでは5月初めにATPマスターズ1000のカテゴリーに入るマドリードオープンもありますが、バルセロナオープンのほうが歴史は古く、2021年で68回目を数える(中止にならなければ2020年が68回目だった)、スペインでも伝統あるイベントの一つです。

バルセロナオープンの概要

2020年は新型コロナウィルス感染症により中止となりましたが、バルセロナオープンは1953年から続く歴史ある大会です。この大会では地元選手が好成績を残していますが、中でも2021年までに12回の優勝回数を誇るラファエル・ナダルの強さは特筆すべきものがあり、その栄誉が称えられてナダルの名前がセンターコートに付けられています。

2021年のバルセロナオープンの大会概要をご紹介します。

開催地 バルセロナ(スペイン)
会場 レアル・クラブ・デ・テニス
サーフェス クレー
開催時期 4月第3週
獲得ポイント 500ポイント
獲得賞金 総額:約160万ユーロ
ドロー数 シングルス:48、ダブルス:16
公式ウェブサイト https://www.barcelonaopenbancsabadell.com/en/home/

バルセロナオープンの開催地/会場

バルセロナオープンの会場となるレアル・クラブ・デ・テニスは、1899年に設立された伝統あるテニスクラブです。ちなみに、スペインのサッカーチーム名などでもよく見る『レアル』とは、「王室の」といった意味です。レアル・クラブ・デ・テニスには、全部で18のクレーコートがあります。センターコートは8,400席で、最多優勝を誇るスペインのレジェンド・ナダルにちなんで『コート・ラファ・ナダル』と呼ばれています。

バルセロナは、マドリードに次いでスペイン第二の都市です。バルセロナといえば、なんといっても『サグラダ・ファミリア』でしょう。1882年着工から未だ完成していない建築物です。他にもガウディが手掛けた作品があり、アートのような建築物が見られます。それらの多くが『アントニ・ガウディの作品群』として世界文化遺産に登録されました。美術館もたくさんあり、街全体で芸術に触れることができます。

魅力的なスペイン料理ですが、地中海に面したバルセロナも海の幸をはじめとしたおいしい料理が味わえます。スペインに来たなら、バルも挑戦したいですね。

年間を通して穏やかな気候です。降水量は多くなく、年間300日以上が晴れと言われています。地中海の明るさを体感できるでしょう。

バルセロナオープンの開催時期

毎年4月中旬に開催されており、2021年は4月19日から4月25日の日程でした。

この時期のバルセロナは、過ごしやすい気候です。雨の心配もほぼありません。

バルセロナオープンのサーフェス

バルセロナオープンは、屋外クレーコートで行われます。天気の良い空と赤土が映えます。

バルセロナオープンの獲得ポイント/獲得賞金

バルセロナオープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。

ATPツアー500

ATPツアーの中で、バルセロナオープンはATP500大会に含まれます。優勝者には500ポイント、準優勝者には300ポイントが付与されます。また、2021年大会での賞金は、優勝者178,985ユーロ、準優勝者が111,600ユーロでした。

なお、ATP500とは、男子プロテニス協会「ATP(Association of Tennis Professionals)」が運営する大会です。トップ選手が参加する主なATPツアーは「グランドスラム」「ATPファイナルズ」「マスターズ1000」「ATP500」「ATP250」とあり、その中のATP500は年間13大会行われます。上位30位以内の選手(コミットメントプレーヤー)には、ATP500の13大会のうち4大会に出場義務があり、さらに全米オープン以降に行われる大会の中で少なくとも1大会に出場しなければなりません。全米オープン以降のATP500は、ジャパンオープンを含め4大会です。

バルセロナオープンのシングルス歴代優勝者

バルセロナオープンの2010年からの優勝者をご紹介します。

2021年 ラファエル・ナダル
2020年 開催なし
2019年 ドミニク・ティーム
2018年 ラファエル・ナダル
2017年 ラファエル・ナダル
2016年 ラファエル・ナダル
2015年 錦織圭
2014年 錦織圭
2013年 ラファエル・ナダル
2012年 ラファエル・ナダル
2011年 ラファエル・ナダル
2010年 フェルナンド・ベルダスコ

バルセロナオープンの名場面

バルセロナオープンの歴代の優勝者および準優勝者には、地元・スペインの選手の名前が並んでいます。特に1990年代以降はほぼ毎年、スペイン選手が優勝か準優勝しているのです。スペインを代表するラファエル・ナダルは「クレーキング」と呼ばれるくらいクレーコートに強い選手ですが、この大会での強さは圧倒的。2005年から2021年の間に12回も優勝しています。

2017年には、バルセロナオープンの会場であるレアル・クラブ・デ・テニスのセンターコートにナダルの名前が付けられました。地元ファンにとっても、納得の出来事だったのではないでしょうか。ナダル自身、この大会や場所は特別だと語っており、自分の名前が付いたことでさらにその思いを強くしたようです。そしてその2017年も、見事に優勝を決めたのでした。

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監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。
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