【2025年最新】テニスのバルセロナ・オープンのドロー表・放送日程
ATP500の大会であるバルセロナオープンのドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。
目次
バルセロナオープン2025のドロー表


バルセロナオープン2025の開催日程(大会スケジュール)と放送予定
2025年大会は、4月14日(月)〜4月20日(日)(現地時間)に開催が予定されています。
スケジュールの詳細と放送予定は以下の通りです。
ATP | 日本時間 | 放送予定(TV) | 放送予定(オンデマンド) |
---|---|---|---|
1R | 4/14(月)18:00 | --- | U-NEXT |
1R | 4/15(火)18:00 | --- | U-NEXT |
2R | 4/16(水)18:00 | --- | U-NEXT |
2R | 4/17(木)18:00 | --- | U-NEXT |
準々決勝 | 4/18(金)18:00 | --- | U-NEXT |
準決勝 | 4/19(土)20:30 | --- | U-NEXT |
決勝 | 4/20(日)20:00 | --- | U-NEXT |
バルセロナオープンの概要
スペインでは5月初めにATPマスターズ1000のカテゴリーに入るマドリードオープンもありますが、バルセロナオープンのほうが歴史は古く、2023年に70周年を迎えた、スペインでも伝統あるイベントの一つです。
この大会では地元選手が好成績を残していますが、中でも12回の優勝回数を誇るラファエル・ナダルの強さは特筆すべきものがあり、その栄誉が称えられてナダルの名前がセンターコートに付けられています。 錦織選手も得意としている大会のひとつで、2014年と2015年には2連覇を成し遂げました。
一般的に「バルセロナオープン」と呼ばれていますが、正式名称は「バルセロナオープン・バンコ・サバデル」であり、冠スポンサーであるサバデル銀行(Banco de Sabadell)の名前が入っています。
開催地 | バルセロナ(スペイン) |
---|---|
会場 | レアル・クラブ・デ・テニス |
サーフェス | クレー |
開催時期 | 4月第3週 |
獲得ポイント | 500ポイント |
獲得賞金 | 総額:約290万ユーロ |
ドロー数 | シングルス32、ダブルス:16 |
冠スポンサー | サバデル銀行 |
公式ウェブサイト | https://www.barcelonaopenbancsabadell.com/en/home/ |
バルセロナオープンの開催地/会場
バルセロナ

バルセロナは、マドリードに次ぐスペイン第二の都市です。バルセロナといえば、なんといっても『サグラダ・ファミリア』でしょう。1882年着工から未だ完成していない建築物です。
他にもガウディが手掛けた作品があり、アートのような建築物が見られます。それらの多くが『アントニ・ガウディの作品群』として世界文化遺産に登録されました。美術館もたくさんあり、街全体で芸術に触れることができます。
魅力的なスペイン料理ですが、地中海に面したバルセロナも海の幸をはじめとしたおいしい料理が味わえます。スペインに来たなら、バルも挑戦したいですね。
年間を通して穏やかな気候です。降水量は多くなく、年間300日以上が晴れと言われています。地中海の明るさを体感できるでしょう。
レアル・クラブ・デ・テニス

バルセロナオープンの会場となるレアル・クラブ・デ・テニスは、1899年に設立された伝統あるテニスクラブです。ちなみに、スペインのサッカーチーム名などでもよく見る『レアル』とは、「王室の」といった意味です。
レアル・クラブ・デ・テニスには、全部で18のクレーコートがあります。センターコートは8,400席で、最多優勝を誇るスペインのレジェンド・ナダルにちなんで『コート・ラファ・ナダル』と呼ばれています。
バルセロナオープンの開催時期
例年、4月中旬に開催されています。この時期のバルセロナは、過ごしやすい気候です。雨の心配もほぼありません。
バルセロナオープンのサーフェス
バルセロナオープンは、屋外クレーコートで行われます。天気の良い空と赤土が映えます。
バルセロナオープンの獲得ポイント/獲得賞金
バルセロナオープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。
ATP500
ATPツアーの中で、バルセロナオープンはATP500大会に含まれます。優勝者には500ポイント、準優勝者には330ポイントが付与されます。また、2025年の大会賞金は、優勝者へ535,185ユーロ、準優勝者へ285,435ユーロが予定されています。
なお、ATP500とは、男子プロテニス協会「ATP(Association of Tennis Professionals)」が運営する大会です。トップ選手が参加する主なATPツアーは「グランドスラム」「ATPファイナルズ」「マスターズ1000」「ATP500」「ATP250」とあり、その中のATP500は年間13大会行われます。
上位30位以内の選手(コミットメントプレーヤー)には、ATP500の13大会のうち4大会に出場義務があり、さらに全米オープン以降に行われる大会の中で少なくとも1大会に出場しなければなりません。全米オープン以降のATP500は、ジャパンオープンを含め4大会です。
バルセロナオープンのシングルス歴代優勝者
バルセロナオープンの、過去10年の優勝者をご紹介します。
- 2024年-キャスパー・ルード
- 2023年-カルロス・アルカラス
- 2022年-カルロス・アルカラス
- 2021年-ラファエル・ナダル
- 2020年-開催中止
- 2019年-ドミニク・ティーム
- 2018年-ラファエル・ナダル
- 2017年-ラファエル・ナダル
- 2016年-ラファエル・ナダル
- 2015年-錦織圭
バルセロナオープンの名場面
バルセロナオープンの歴代の優勝者および準優勝者には、地元・スペインの選手の名前が並んでいます。特に1990年代以降はほぼ毎年、スペイン選手が優勝か準優勝しているのです。
スペインを代表するラファエル・ナダルは「クレーキング」と呼ばれるくらいクレーコートに強い選手ですが、この大会での強さは圧倒的。2005年から2021年の間に12回も優勝しています。
2017年には、バルセロナオープンの会場であるレアル・クラブ・デ・テニスのセンターコートにナダルの名前が付けられました。地元ファンにとっても、納得の出来事だったのではないでしょうか。
ナダル自身、この大会や場所は特別だと語っており、自分の名前が付いたことでさらにその思いを強くしたようです。そしてその2017年も、見事に優勝を決めたのでした。