【2023年最新】テニスのチャイナ・オープンのドロー表・放送日程
ATP500とWTA1000の大会であるチャイナ・オープンのドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。
目次
チャイナ・オープン2023のドロー表
男子
女子
チャイナ・オープン2023の開催日程(大会スケジュール)と放送予定
ATP | WTA | 日本時間 | 放送予定(TV) |
放送予定(オンデマンド) |
---|---|---|---|---|
1R | --- | 9月28日(木)13:30~ | --- | ATP:WOWOW WTA:--- |
1R | --- | 9月29日(金)13:30~ | --- | ATP:WOWOW WTA:--- |
2R | 1R | 9月30日(土)13:30~ | --- | ATP:WOWOW WTA:DAZN |
2R | 1R | 10月1日(日)13:30~ | --- | ATP:WOWOW WTA:DAZN |
準々決勝 | 2R | 10月2日(月)13:30~ | --- | ATP:WOWOW WTA:DAZN |
準決勝 | 2R | 10月3日(火)13:30~ | --- | ATP:WOWOW WTA:DAZN |
決勝 | 3R | 10月4日(水)13:30~ | --- | ATP:WOWOW WTA:DAZN |
--- | 3R | 10月5日(木)13:30~ | --- | ATP:--- WTA:DAZN |
--- | 準々決勝 | 10月6日(金)13:30~ | --- | ATP:--- WTA:DAZN |
--- | 準決勝 | 10月7日(土)13:30~ | --- | ATP:--- WTA:DAZN |
--- | 決勝 | 10月8日(日)13:30~ | --- | ATP:--- WTA:DAZN |
チャイナ・オープンとは
1993年に第1回を開催したチャイナ・オープン。男子は1988年から2003年の5年間、女子は1997年から1999年の2年間、開催が中止されましたが、2004年から再開されました。
2009年以降は、ATP500、WTAプレミアトーナメント(現WTA1000)のカテゴリーが割り当てられ、世界の一流テニスプレーヤーが集う大会の一つとなっています。
開催地 | 北京(中国) |
---|---|
会場 | 国家テニスセンター |
開催時期 | 10月上旬 |
サーフェス | ハード |
獲得ポイント | ATP:500ポイント WTA:900ポイント |
獲得賞金 | ATP:総額3,633,875ドル(2023年) WTA:総額8,127,389ドル(2023年) |
ドロー数 | ATP:シングルス32ドロー、ダブルス16ドロー WTA:シングルス64ドロー、ダブルス16ドロー |
冠スポンサー | Mercedez-Benz |
公式サイト | https://www.chinaopen.com/en/index.html |
チャイナ・オープンの開催地/会場
北京
チャイナ・オープンの開催地である北京は、言わずと知れた中国の首都です。天安門を中心に6つの環状道路が通っており、中心に近づくほど栄えています。交通網が発達しており、バスと地下鉄で比較的どこへでも行くことができます。
青森県と同じくらいの緯度に位置しているため、夏は比較的涼しく、冬は氷点下の寒さ厳しい場所です。しかし大会が開催される10月はベストシーズンと言える季節であり、選手にとっても観客にとっても過ごしやすい季節です。
国家テニスセンター
2009年以降、北京オリンピックのテニス競技が行なわれた国家テニスセンターが、チャイナ・オープンの会場として使用されています。北京の中心部・天安門から20kmほど北上したところにあるオリンピック公園(鳥の巣のようなスタジアムがあることで有名です)がありますが、国家テニスセンターはそこに併設されています。
競技用ハードコートは12面あります。ダイヤモンドコート(通称ナショナルテニススタジアム)と名付けられたメインコートは、15,000人を収容することができます。続いてロータスコート、ムーンコート、ブラッドドルーエットコートがあり、それぞれ1万人、4000人、2000人を収容できるスタンドが備え付けられています。また、これらは2008年夏季オリンピックのエンブレムの1つである蓮の花を表しています。
コートにはいくつかの工夫がされています。
一つ目は、大気汚染が懸念される中国においても選手と観客の両方に最適な健康を保証できるよう、コートに入る大気汚染の量を減らす工夫や、自然な換気がなされるような特別設計が施されています。
二つ目は、コートを冷却することができる機能であり、冷却機やコートの屋根に取り付けられたカーテンが、コートの温度を簡単に調節することを可能にしています。
チャイナ・オープンの開催時期
チャイナ・オープンは例年、10月上旬に開催されます。
男子は楽天ジャパンオープン(ATP500)とほぼ同じ期間に開催されるため日程が競合してしまいますが、多くの選手、特にBIG4の選手たちはチャイナ・オープンに出場する傾向があります。理由としては、優勝賞金がチャイナ・オープンの方が多いこと、大会直後に上海オープンが始まることからチャイナ・オープンに出場する方が移動が楽であること、などが関係しているようです。
チャイナ・オープンのサーフェス
チャイナ・オープンのサーフェスはハードコートです。
ハードコートは世界のツアーで最も多く使われているサーフェスです。コート表面が固いので、球足が速くバウンドしてからボールが跳ねることや、足腰への負担が大きいことが特徴です。
チャイナ・オープンの獲得ポイント/獲得賞金
チャイナ・オープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。
ATP500
ATPツアーの中で、チャイナ・オープンはATP500大会に含まれます。優勝者には500ポイント、準優勝者には300ポイントが付与されます。
また、2019年大会での優勝賞金は、シングルスが73万ドル、ダブルスが29万ドルでした。
WTA1000
WTAツアーの中で、チャイナ・オープンは、WTA1000の大会に含まれます。優勝者には900ポイント、準優勝者には585ポイントが付与されます。
また、2019年大会での優勝賞金は、シングルスが152万ドル、ダブルスが51万ドルでした。なお、2020〜2022年は開催が中止されました。
WTAはもともと
- 「プレミア・マンダトリー」(獲得ポイント1000)
- 「プレミア5」(獲得ポイント900)
- 「プレミア」(獲得ポイント470)
- 「インターナショナル」(獲得ポイント280)
に分かれていましが、2021年より男子のATPツアーの呼称に合わせる形で
- 「プレミア・マンダトリー」と「プレミア5」は「WTA1000」へ
- 「プレミア」は「WTA500」へ
- 「インターナショナル」は「WTA250」へ
と名称が変更されました。
チャイナ・オープンのシングルス歴代優勝者
チャイナ・オープンの、過去10年の優勝者をご紹介します。
男子
- 2022年:開催中止
- 2021年:開催中止
- 2020年:開催中止
- 2019年:ドミニク・ティエム
- 2018年:ニコロズ・バシラシビリ
- 2017年:ラファエル・ナダル
- 2016年:アンディ・マリー
- 2015年:ノバク・ジョコビッチ
- 2014年:ノバク・ジョコビッチ
- 2013年:ノバク・ジョコビッチ
- 2012年:ノバク・ジョコビッチ
女子
- 2022年:開催中止
- 2021年:開催中止
- 2020年:開催中止
- 2019年:大坂なおみ
- 2018年:キャロライン・ウォズニアッキ
- 2017年:キャロリン・ガルシア
- 2016年:アグニエシュカ・ラドワンスカ
- 2015年:ガルビネ・ムグルサ
- 2014年:マリア・シャラポワ
- 2013年:セリーナ・ウィリアムズ
- 2012年:ビクトリア・アザレンカ
チャイナ・オープンの名場面
こちらは2019年WTAチャイナ・オープンで優勝した大坂なおみの決勝戦のハイライトです。対戦相手はオーストラリアの選手、アシュリー・バーティです。互いにポイントを譲らぬラリー合戦、最後までエースを取り合う攻防戦には思わず見入ってしまいます。