【2024年最新】ムバダラ・アブダビ・オープンのドロー表・放送日程
WTA500の大会であるムバダラ・アブダビ・オープンのドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。
目次
ムバダラ・アブダビ・オープン2024のドロー表
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ムバダラ・アブダビ・オープン2024の開催日程(大会スケジュール)と放送予定
2024年は2月3日(土)~2月11日(日)に開催が予定されています。
ムバダラ・アブダビ・オープンとは
ムバダラ・アブダビ・オープンは、2021年にWTAツアーに導入されました。大会新設の背景には、感染症による中国大会の中止とオーストラリア大会の延期がありました。
2022年は開催されませんでしたが、ロシアのウクライナ侵攻を受けてサンクトペテルブルグ・レディース・トロフィーが中止されたことにより、2023年に再び開催されることが決まりました。
今後ムバダラ・アブダビ・オープンの開催が定着すれば、中東におけるシーズン最初の大会として、すでに確立しているドバイ・テニス選手権やカタール・オープンの誘致につながることが期待されています。
開催地 | アブダビ(アラブ首長国連邦) |
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会場 | ザイード・スポーツシティ |
開催時期 | 2月上旬 |
サーフェス | ハード |
獲得ポイント | 470ポイント |
獲得賞金 | 総額780,637ドル(2023年) |
ドロー数 | シングルス:32ドロー、ダブルス:16ドロー |
冠スポンサー | MUBADALA |
公式サイト | https://www.mubadalaabudhabiopen.com/ |
ムバダラ・アブダビ・オープンの開催地/会場
アブダビ
アブダビは、アラブ首長国連邦の首都です。言わずもがな、石油や天然ガスの産出国として発展してきました。近代的な高層ビルもありますが、地下鉄は通っておらず、主な移動手段はバスかタクシーです。
アブダビの気候は、全体的に亜熱帯性乾燥地帯に属しています。特に海岸地帯は湿気の多い酷暑の夏が特徴で、夏の最高気温が47℃を超えることもあります。一方、大会が開催される2月は冬季に区分され、日中の気温は20~30℃と人間が活動できる気温です。ただ砂漠の気候らしく、昼夜の気温差が激しいことには注意しましょう。
日本からアブダビへは直行便が運航しており、約12時間のフライトで到達することができます。あるいは、アブダビはドバイから車で1時間半くらいの場所にあるので、直行便でドバイに入り、そこから陸路でアクセスするのも便利な方法です。時差は5時間です。
ザイード・スポーツシティ
ムバダラ・アブダビ・オープンの会場は、ザイード・スポーツシティ(Zayed Sports City)です。
ザイード・スポーツシティは、様々なスポーツや娯楽イベント開催など多目的に利用されることもありますが、各スポーツ施設は常設されています。ムバダラ・アブダビ・オープンでは、敷地内のインターナショナル・テニスセンターにある、スタジアムコート1面とハードコート8面が会場となります。スタジアムコートは約5,000人を収容可能です。
ちなみにザイード・スポーツシティは、本大会の冠スポンサーでありムバダラの完全子会社であるアブダビ・エンターテインメント・カンパニーによって運営されています。
ムバダラ・アブダビ・オープンの開催時期
ムバダラ・アブダビ・オープンは例年、2月上旬に開催されます。
ムバダラ・アブダビ・オープンのサーフェス
ムバダラ・アブダビ・オープンのサーフェスは、ハードコートです。
ムバダラ・アブダビ・オープンの獲得ポイント/獲得賞金
ムバダラ・アブダビ・オープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。
WTA500
WTAツアーの中で、ムバダラ・アブダビ・オープンは、WTA500の大会に含まれます。優勝者には470ポイント、準優勝者には305ポイントが付与されます。
また、2023年大会での賞金は、優勝者が120,150ドル、準優勝者が74,161ドルでした。
ムバダラ・アブダビ・オープンのシングルス歴代優勝者
ムバダラ・アブダビ・オープンの、過去の優勝者をご紹介します。
- 2023年-ベリンダ・ベンチッチ
- 2022年-非開催
- 2021年-アリーナ・サバレンカ
ムバダラ・アブダビ・オープンの名場面
ムバダラ・アブダビ・オープンの名場面として、2023年の決勝戦ハイライトをご紹介します。
1セット目を大差で落としたベンチッチ。第2セットは約1時間半に及びましたが、特に終盤でのベンチッチのメンタルの強さは圧巻でした。
タイブレークで相手のチャンピオンシップポイントを2回凌ぎ、その後3回目のピンチが訪れますが、それも凌ぎます。
対戦していたサムソノワは何度も勝利を確信したことでしょう。プロの選手であっても、相手にチャンピオンシップポイントを握られてしっかり挽回できる人はそう多くはありません。しかし、ベンチッチのそれまでと変わらない強気で冷静なプレーに、観客たちもラリー中に思わず声を漏らしてしまうほどです。
ベンチッチは見事優勝を果たし、清々しい笑顔を見せました。