テニスのATP/WTAツアー情報

テニスのロジャーズ・カップとは

記録 ATPツアー ハードコート WTAツアー カナダ
2021-03-16 作成
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ヨーロッパでのクレーコートシーズンが終わり、マスターズ1000は3カ月ほど間が空きます。8月に入ると、全米オープンに向けて北米でのマスターズ1000が2大会始まります。

その1大会目がカナダで行われるロジャーズカップです。カナダオープンとも呼ばれています。男子は1881年から、女子は1892年から続いている歴史ある大会です。

ロジャーズカップの概要

8月初めにカナダで開かれるロジャーズカップは、モントリオールとトロントの2都市で交互に行われます。男女共催の大会なのですが、それぞれ別の場所で開催されます。

男子がモントリオールなら女子はトロントが会場となり、翌年は入れ替わります。ATPは「マスターズ1000」、WTAは「プレミア5」のカテゴリーに入る大会です。

開催地 モントリオール、トロント(カナダ、交互開催)
会場 モントリオール:IGAスタジアム
トロント:アビバ・センター
サーフェス ハード
開催時期 8月第2週
獲得ポイント 1,000ポイント
獲得賞金 総額:約570万ユーロ
ドロー数 シングルス:56、ダブルス:32

ロジャーズカップの開催地/会場

カナダで開かれるロジャーズカップの開催地は、モントリオールとトロントの2カ所あります。モントリオールのオンタリオ州とトロントがあるケベック州は隣り合っており、どちらもカナダを代表する大都市です。移民を多く受け入れている都市なので、英語やフランス語を中心に多言語が飛び交っています。

モントリオールは、特にフランス語を話す人が多いです。モントリオールには、北米で最大の屋外ファーマーズマーケット「ジャン・タロンマーケット」があり、早朝からオープンしています。野菜や果物だけでなく、ロブスターや牡蠣などの海鮮も豊富です。

お土産品も揃っているので、ここだけでも十分楽しめるでしょう。ロジャーズカップの会場となる「IGAスタジアム」は、中心地からバスで40分ほど。ジャリーパークという緑溢れる公園内にあります。センターコートの収容人数は約11,815人です。

トロントはカナダ最大の都市で、経済・金融・産業・文化・観光・スポーツなどあらゆる分野の中心地。超高層ビルが林立しており、美しい都会の街並みはニューヨークに似ているとも言われています。通信用のCNタワーは、トロントのシンボルでもあります。自然豊かなカナダですから、都会の街並みだけでなく、オンタリオ湖周辺での自然も満喫できます。

ロジャーズカップは「アビバ・センター」で行われます。中心地から地下鉄などで約1時間かかります。センターコートは12,500席あります。

ロジャーズカップの開催時期

本戦は8月第2週の月曜日にスタートし、翌週の日曜日に決勝戦が行われます。

ロジャーズカップのサーフェス

モントリオールとトロントどちらの会場も「デコターフ」というハードコートです。ハードコートの中では柔らかめのサーフェスです。有明テニスの森などにも使われています。

ロジャーズカップの獲得ポイント/獲得賞金

ロジャーズカップで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。

ATPツアー・マスターズ1000

ATPツアーの中で、ロジャーズカップはマスターズ1000大会に含まれます。優勝者には1,000ポイント、準優勝者には600ポイントが付与されます。また、2019年大会での賞金は、優勝者が1,049,040ドル、準優勝者が531,010ドルでした。

なお、マスターズ1000とは、男子プロテニス協会「ATP(Association of Tennis Professionals)」が運営する大会です。「グランドスラム」「ATPファイナルズ」に次ぐ格付けの重要な大会です。マスターズ1000は、年間9大会行われます。モンテカルロを除くマスターズ1000の大会は、上位30位以内の選手(コミットメントプレーヤー)に出場義務があります(条件を満たせば、出場義務が免除される)。

WTA プレミアトーナメント

WTAツアーの中で、ロジャーズカップは「プレミア5」に含まれます。優勝者には900ポイント、準優勝者には585ポイントが付与されます。また、2019年大会での賞金は、優勝者が521,530ドル、準優勝者が253,420ドルでした。

女子テニス協会「WTA(Women's Tennis Association)」が運営する大会のカテゴリーに「プレミアトーナメント」があります。その中でさらに、賞金額によってカテゴリーが3つに分かれています。

男子のATPツアー・マスターズ1000に相当するのが「プレミア・マンダトリー」で、その次の格付けとなるのが「プレミア5」です。プレミア5は、年間5大会あります。トップ10プレーヤーは、5大会のうち4大会に出場しなければなりません。

ロジャーズカップのシングルス歴代優勝者

ロジャーズカップの、過去10年の優勝者をご紹介します。

男子

  • 2019年-ラファエル・ナダル
  • 2018年-ラファエル・ナダル
  • 2017年-アレクサンダー・ズべレフ
  • 2016年-ノバク・ジョコビッチ
  • 2015年-アンディ・マレー
  • 2014年-ジョー=ウィルフリード・ツォンガ
  • 2013年-ラファエル・ナダル
  • 2012年-ノバク・ジョコビッチ
  • 2011年-ノバク・ジョコビッチ
  • 2010年-アンディ・マレー

女子

  • 2019年-ビアンカ・アンドレースク
  • 2018年-シモナ・ハレプ
  • 2017年-エリナ・スビトリナ
  • 2016年-シモナ・ハレプ
  • 2015年-ベリンダ・ベンチッチ
  • 2014年-アグニエシュカ・ラドワンスカ
  • 2013年-セリーナ・ウィリアムズ
  • 2012年-ペトラ・クビトバ
  • 2011年-セリーナ・ウィリアムズ
  • 2010年-キャロライン・ウォズニアッキ

ロジャーズカップの名場面

日本のテニス界を盛り上げてくれている錦織圭選手。ビッグ3(ジョコビッチ、ナダル、フェデラー)との対戦成績はあまり良くありませんが、もちろん3人に勝利した試合があります。

錦織選手がビッグ3相手に初勝利したのは、対ジョコビッチが2011年、対フェデラーは2013年。ナダルに初めて勝ったのが2015年のロジャーズカップでした。

2回戦、3回戦とストレートで勝ち抜いてきた錦織選手は、準々決勝でナダルと当たります。ここまで7戦全敗の相手に対し、錦織選手は6-2、6-4と圧勝しました。それも、終始、錦織ペース。

完璧な試合運びで、錦織選手も満足のプレーだったようです。準決勝でマレーに敗れて決勝は逃してしまいましたが、ランキング4位の実力を世界に見せつけたのです。

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監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。
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