大坂なおみのテニスラケットについて徹底解説!契約メーカー、使用ストリングもご紹介
今回は日本のプロテニス選手、大坂なおみの使用するテニスラケットについて紹介します。自己最高ランキング1位、グランドスラムでは通算4勝を挙げている大坂なおみが使用しているラケットについて興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください。
大坂なおみのラケットメーカーは?
大坂なおみは2008年時点でYONEXとスポンサー契約を結んでおり、2022年現在もYONEXが手掛けるラケットでプレーしています。全米オープンでのシングルス優勝をきっかけにファンも急増中で、本人の仕様モデルのラケットも大人気商品です。
YONEXのテニスラケットは西岡良仁、ニック・キリオス、スタン・ワウリンカ等、世界で活躍する多くのプロも愛用しています。
大坂なおみの歴代使用モデルをご紹介
大坂なおみが使用するラケットについて、最新のモデルから順番にご紹介します。
YONEX EZONE 98 2022(2022年以降)
フェースサイズ | 98インチ |
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ウェイト | 305g |
ストリングパターン | 16×19 |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23.5-24.5-19.5㎜ |
YONEXの大人気シリーズ「EZONE」の最新モデル(2022年7月時点)で、「柔らかい打球感と、反発力」というコンセプトを元に制作されました。コンセプト通り柔らかい打球感が特徴的で面ブレも少なく、しっかり振り切り自分から攻撃的なショットを打ちたいプレーヤーにおすすめです。
フェースサイズが98インチとやや小さく、ウェイトも305gと少し重いため、初級~中級者の場合はフェースが100インチのモデルや285g等の軽量モデルも検討してみてはいかがでしょうか。
YONEX EZONE 98 NO 2020(2021年以前)
フェースサイズ | 98インチ |
---|---|
ウェイト | 305g |
ストリングパターン | 16×19 |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23.5-24.5-19.5㎜ |
2021年以前は、同じくEZONEシリーズの1つ、「YONEX EZONE 98 NO 2020」を使用していました。市販モデルは「YONEX EZONE 98 2020」ですが、本人が使用していたラケットは白を基調とした限定カラーモデルです。
基本スペックは2022年以降に使用している「YONEX EZONE 98 2022」と同様ですが、型落ちモデルであるため購入する場合は新品でも安く手に入れることができます。
大坂なおみの使用ストリング
大坂なおみの使用ストリングは縦に「Yonex Polytour Strike 125」、横に「Babolat Touch VS 130」です。反発性に優れたポリツアーと高いホールド感とテンション維持性を持つナチュラルガットが大坂なおみの攻撃的なプレーを実現しています。
大坂なおみとYONEXの関係性
2008年から現在に至るまで続いている大坂なおみとYONEXの関係性は良好と言えます。2021年4月には大坂なおみがデザインを手掛けた『EZONE NAOMI OSAKA LIMITED』も数量限定で販売しており、大ヒット商品となりました。
大坂なおみがラケットを破壊した際には本人に対する誹謗中傷コメントも見られますが、YONEXは大坂なおみのラケットの破壊に対し「受け入れられない」としつつも「ラケットの破壊と人種やルーツを結び付けるのは違う」と、本人の立場を尊重しているスタンスが伺えます。
まとめ
今回は大坂なおみの使用するラケットについて紹介しました。YONEXの大人気シリーズ『EZONE』を愛用しており、現在使用している『YONEX EZONE 98 2022』は、柔らかい打感でありながらもボールの弾きが良く、攻撃的なショットを打ちたいプレーヤー向けのモデルです。
プロ選手は独自にラケットをカスタマイズしているケースが多く、大坂なおみが実際に使用しているモデルと市販品とではスペックが異なる場合があります。ただし、ラケットのコンセプトは同様であるため、参考にしてみてください。