【2022年最新】テニスの楽天ジャパンオープンのドロー表・放送日程
東京の有明で行なわれる「楽天ジャパンオープン」は、1973年第2回よりATP公式ツアー公式戦に編入されて以降、日本で開催される大会の中で最もランクの高いトーナメントとなっています。大会名の通り、現在の冠スポンサーは日本の楽天グループ株式会社であり、「楽天オープン」という通称で多くの海外プレーヤーを迎えています。
目次
楽天ジャパンオープン2022のドロー表
男子シングルス


男子ダブルス


楽天ジャパンオープン2022の開催日程(大会スケジュール)と放送予定
2022年大会の試合日程は、予選が2022年10月1日(土)~2日(日)、本戦が2022年10月3日(月)~9日(日)に開催されます。スケジュールの詳細と放送予定は以下の通りです。
ATP | 日本時間 | 放送予定(TV) | 放送予定(オンデマンド) |
---|---|---|---|
1R |
10月3日(月) 11:00 |
--- | WOWOW |
1R | 10月4日(火) 11:00 | --- | WOWOW |
1R・2R |
10月5日(水) 11:00 |
--- | WOWOW |
2R | 10月6日(木) 11:00 | --- | WOWOW |
準々決勝 | 10月7日(金) | --- | WOWOW |
準決勝 | 10月8日(土) | --- | WOWOW |
決勝 |
10月9日(日) |
--- | WOWOW |
楽天ジャパンオープンの概要
開催地 | 東京(日本) |
---|---|
会場 | 有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート |
開催時期 | 10月初頭 |
サーフェス | ハード |
獲得ポイント | 500ポイント |
獲得賞金 | 総額:約190万ドル(2019年) |
ドロー数 | シングルス:32、ダブルス:16 |
楽天ジャパンオープンの開催地/会場

有明テニスの森
楽天オープンのメイン会場である有明コロシアムは、有明テニスの森の中にあります。東京都江東区に位置し、周辺にはお台場などの観光スポットもあります。有明テニスの森は、国内におけるテニスの聖地と言われることがありますが、一般利用はもちろん、学生や社会人の大会にもたびたび使用されており、人々にとって馴染み深いコートの一つです。
しかし以前から有明が会場として使われていたわけではありません。大会開催当初は、田園コロシアム(クレーコート)が会場でした。10年ほど使用されましたが、田園コロシアムの老朽化と有明テニスの森の完成に伴い、1983年以降、有明テニスの森が会場として使用されています。
1987年には有明コロシアムが完成し、1万人を収容できることからメイン会場として使われるようになりました。スライド式開閉屋根により、全天候での利用に対応しています。2019年にはショーコートが完成、約3000席の観客席を備えており、南北の観客席にはサンルーフがついています。2020年にはインドアコートが完成、セミハード8面を備えています。
最近の改修工事は東京五輪を見据えたものではありましたが(2018年の会場は武蔵野の森総合スポーツプラザでした)、現在コロシアム1面、ショーコート1面の他、8面のインドアコート、29面の屋外コートがあります。
あいにくコロナウイルスの影響で2020年、2021年と開催中止が続いていますが、新しくなった有明テニスの森で楽天オープンが開催されることを待ち望んでいます。
楽天ジャパンオープンの開催時期
楽天ジャパンオープンは例年、10月初頭に開催されます。予選は2日間、本戦は7日間行なわれます。
楽天ジャパンオープンのサーフェス

楽天オープンのサーフェスはハードコートですが、会場である有明テニスの森公園には「Deco Turf(デコターフ)」という種類のものが採用されています。
「Deco Turf(デコターフ)」とは、住友ゴム工業株式会社の子会社であるスポーツサーフェス株式会社が販売・施工しているテニス用ハードコートです。全米オープンの会場にも採用されている(※)ハードコートであり、多くの国際的な大会会場に採用されています。
※ 全米オープンのハードコートは2020年以降レイコールドに変更されました。
「Deco Turf(デコターフ)」には、
- 優れた平坦性と均質性によって、ボールのイレギュラーバウンドを低減する
- プレーヤーの意図する、安定したボールバウンドとボールスピードを実現する
- 独自材料と工法による表面仕上げにより、太陽光反射を低減する
- 優れた耐久性と耐候性により、メンテナンスが容易で経済的である
という特長があります。
楽天ジャパンオープンの獲得ポイント/獲得賞金
楽天ジャパンオープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。
ATPツアー・マスターズ500
ATPツアーの中で、楽天ジャパンオープンはATP500大会に含まれます。優勝者には500ポイント、準優勝者には300ポイントが付与されます。また、2019年大会での優勝賞金は、シングルスが39万1430ドル(約4220万円)、ダブルスが12万3000ドル(約1330万円)でした。
楽天ジャパンオープンのシングルス歴代優勝者
楽天ジャパンオープンの、過去10年の優勝者をご紹介します。
男子
- 2021年-中止
- 2020年-中止
- 2019年-ノバク・ジョコビッチ
- 2018年-ダニル・メドベージェフ
- 2017年-ダビド・ゴフィン
- 2016年-ニック・キリオス
- 2015年-スタン・バブリンカ
- 2014年-錦織圭
- 2013年-フアンマルティン・デルポトロ
- 2012年-錦織圭
楽天ジャパンオープンの名場面
楽天オープンの名場面と言えば、やはり2014年の錦織圭選手の2度目の優勝でしょうか。
2014年の楽天オープン、決勝戦の相手はラオニッチ選手でした。7-6 (7-5), 4-6, 6-4の激闘を制し、錦織選手は2度目の優勝を決めました。試合終了後、錦織選手は倒れこむようにコート上に大の字になりました。その後起き上がって観客席にいるコーチのもとへ向かいますが、その目には涙を浮かべ、コーチやチームメイトと熱い抱擁を交わしました。
表彰式後のインタビューでは、「タフだった」という言葉を何回も口にしており、全日程を通して身体的にも精神的にも非常にハードだったことを物語っていますが、自国にもたらされたこの喜ばしい出来事によって、日本中は歓喜の声にあふれました。