【2023年最新】東レ・パンパシフィック・オープンのドロー表・放送日程
WTA500の大会である東レ・パンパシフィック・オープンのドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。
目次
東レ・パンパシフィック・オープン2023のドロー表
東レ・パンパシフィック・オープン2023の開催日程(大会スケジュール)と放送予定
2023年は9月25日(月)〜10月1日(日)に開催が予定されています。
WOWOWで全試合ライブ中継予定です。
WTA | 日本時間 | 放送予定(TV) | 放送予定(オンデマンド) |
---|---|---|---|
1R | 9月25日(月)11:00~ | --- | WOWOW |
1R | 9月26日(火)11:00~ | --- | WOWOW |
2R | 9月27日(水)11:00~ | --- | WOWOW |
2R | 9月28日(木)11:00~ | --- | WOWOW |
準々決勝 | 9月29日(金)11:00~ | --- | WOWOW |
準決勝 |
9月30日(土)12:00~ | TBS | WOWOW |
決勝 | 10月01日(日)12:00~ | TBS | WOWOW |
東レ・パンパシフィック・オープンとは
東レ・パンパシフィック・オープンは、日本で開催されているWTAの中で最もレベルの高い大会です。
大会名の通り、東レが特別協賛を務めています(東レは、「東洋レーヨン」として設立された、合成繊雑・合成樹脂をはじめとする化学製品や情報関連素材を取り扱う大手化学企業です)。
開催地 | 東京(日本) |
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会場 | 有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート |
開催時期 | 9月下旬 |
サーフェス | ハード |
獲得ポイント | 470ポイント |
獲得賞金 | 総額780,637ドル(2023年) |
ドロー数 | シングルス:32ドロー、ダブルス:16ドロー |
公式サイト | https://www.toray-ppo.com/ |
東レ・パンパシフィック・オープンの開催地/会場
有明テニスの森公園テニスコート
有明テニスの森公園テニスコートは、テニスコートを中心とする芝生と木立の緑豊かな公園で、1983年に東京都海上公園計画の一環として江東区に建設されました。
有明テニスの森は、国内におけるテニスの聖地と言われることがありますが、一般利用はもちろん、学生や社会人の大会にもたびたび使用されており、テニスプレーヤーにとって馴染み深いコートの一つです。
2020年の東京オリンビックを見据えて2019年まで改修工事が行なわれおり、改修工事が完了した現在では面数も増え、
- センターコート(有明コロシアム)1面
- ショーコート1面
- インドアコート8面
- 屋外コート全39面(ハードコート23面・砂入り人工芝コート16面)
の合計49面を擁しています。
改修工事によって新設されたコートの一つであるショーコートは、約3,000席の観客席を備えた屋外ハードコートであり、南北の観客席にはサンルーフがついています。
※有明テニスの森公園テニスコートの改修工事期間中、東レ・パンパシフィック・オープンは別会場で開催されました。
- 2018年:アリーナ立川立飛およびドーム立川立飛(東京都立川市)
- 2019年: ITC 靭テニスセンター(大阪府)
有明コロシアム
有明コロシアムは1987年に完成しました。
有明テニスの森の広大な敷地の一角に位置するセンターコートであり、約1万人を収容できる観客席が1面のハードコートを取り囲んでいます。スライド式の開閉屋根を備えているため、全天候での利用に対応しています。
2020年の東京オリンピックを見据えて行なわれていた改修工事により、車いす席やエレペーターなどが増設され、よりアクセスしやすい施設となりました。
なお、有明コロシアムはテニス大会の他にも、各種スポーツ大会や様々なイベントで多目的な利用が可能です。
東レ・パンパシフィック・オープンの開催時期
東レ・パンパシフィック・オープンは例年、9月下旬に開催されます。
東レ・パンパシフィック・オープンのサーフェス
東レ・パンパシフィック・オープンのサーフェスは、ハードコートです。
会場である有明テニスの森公園には「DecoTurf(デコターフ)」という種類が採用されています。
「DecoTurf(デコターフ)」とは、住友ゴム工業株式会社の子会社であるスポーツサーフェス株式会社が販売・施工しているテニス用ハードコートです。全米オープンの会場にも採用されていたハードコートであり、多くの国際的な大会会場に採用されています。
「Deco Turf(デコターフ)」には、
- 優れた平坦性と均質性によって、ボールのイレギュラーバウンドを低減する
- プレーヤーの意図する、安定したボールバウンドとボールスピードを実現する
- 独自材料と工法による表面仕上げにより、太陽光反射を低減する
- 優れた耐久性と耐候性により、メンテナンスが容易で経済的である
という特長があります。
東レ・パンパシフィック・オープンの獲得ポイント/獲得賞金
東レ・パンパシフィック・オープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。
WTA500
WTAツアーの中で、東レ・パンパシフィック・オープンは、WTA500の大会に含まれます。優勝者には470ポイント、準優勝者には305ポイントが付与されます。また、2022年大会での賞金は、優勝者が116,340ドル、準優勝者が71,960ドルでした。
WTAはもともと
- 「プレミア・マンダトリー」(獲得ポイント1000)
- 「プレミア5」(獲得ポイント900)
- 「プレミア」(獲得ポイント470)
- 「インターナショナル」(獲得ポイント280)
に分かれていましが、2021年より男子のATPツアーの呼称に合わせる形で
- 「プレミア・マンダトリー」と「プレミア5」は「WTA1000」へ
- 「プレミア」は「WTA500」へ
- 「インターナショナル」は「WTA250」へ
と名称が変更されました。
東レ・パンパシフィック・オープンのシングルス歴代優勝者
東レ・パンパシフィック・オープンの、過去10年の優勝者をご紹介します。
- 2022年-リュドミラ・サムソノワ
- 2021年-開催中止
- 2020年-開催中止
- 2019年-大坂なおみ
- 2018年-カロリナ・プリスコバ
- 2017年-キャロライン・ウォズニアッキ
- 2016年-キャロライン・ウォズニアッキ
- 2015年-アグニエシュカ・ラドワンスカ
- 2014年-アナ・イバノビッチ
- 2013年-ペトラ・クビトバ
東レ・パンパシフィック・オープンの名場面
東レ・パンパシフィック・オープンの名場面として、2019年の決勝戦ハイライトをご紹介します。
2016年・2018年と、何度か決勝戦に上がってきたはいたものの、惜しくも敗れていた大坂なおみ選手。本大会3度目の決勝戦となった2019年、ホームグラウンドでプレーする心強さと勢いもあってか、次々とエースを決めていきます。最後は見事大会初優勝を飾りました(2019年は有明テニスの森が改修工事中のため、会場を大阪のITC 靭テニスセンターに移して開催されました)。