【2023最新】ジャーマンオープン(bett1オープン)のドロー表・放送日程
WTA500の大会であるジャーマンオープン(bett1オープン)のドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。
目次
ジャーマンオープン(bett1オープン)2023のドロー表
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ジャーマンオープン(bett1オープン)2023の開催日程(大会スケジュール)と放送予定
2023年は6月19日(月)~6月25日(日)に開催が予定されています。
ジャーマンオープン(bett1オープン)とは
ジャーマンオープンは、ウィンブルドンの前哨戦として、多くのトッププレーヤーが集まるWTA500の大会です。
現在の大会名は、スポンサーの会社名にちなんでbett1オープンと呼ばれていますが、それまではジャーマンオープン(ドイツオープン)という大会名のもとで開催されてきました。7月下旬にハンブルグで行なわれるATP500のハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ国際オープン)と区別して、WTAドイツ・オープンと呼ばれることもあります。
ジャーマンオープン第1回の開催は1896年まで遡り、WTAの中でも歴史の長いトーナメントの1つです。当初は男子トーナメントと一緒にハンブルグで開催されていましたが、1979年からは開催地をベルリンへ移して、区分もWTAのみの大会となりました。
長い歴史の中、戦争などの世界情勢で開催中止を余儀なくされた年があったり、2009年以降はスポンサーが見つからないことが原因で開催を中断していた年もありました。新しくbett1.deというマットレス会社がスポンサーとなり、2020年に再開することが決まりましたが、コロナの影響でまたしても開催は延期されました。ついに大会復活となった2021年は、実に13年ぶりの開催となりました。
開催地 | ベルリン(ドイツ) |
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会場 | ロートヴァイステニスクラブ |
開催時期 | 6月中旬 |
サーフェス | 芝 |
獲得ポイント | 470ポイント |
獲得賞金 | 総額780,637ドル(2023年) |
ドロー数 | シングルス32、ダブルス16 |
公式サイト | https://www.bett1open.de/ |
ジャーマンオープン(bett1オープン)の開催地/会場
ベルリン
ジャーマンオープンは、ドイツの北東部に位置する首都ベルリンで開催されます。今でこそ、モダンカルチャーを牽引する若者に人気の都市となりましたが、世界大戦や東西分断といった苦難の歴史があり、多面的な顔を持つ街です。
日本からベルリンへの直行便はありません。フランクフルトで乗り継ぎ、所要時間14時間ほどでアクセスすることができます。
ベルリンは交通網が発達した便利な街です。地下鉄(Uバーン)や電車(Sバーン)、バス、トラム(路面電車)を使いこなせば、市内はもちろん郊外の観光スポットや近郊の街へもスムーズに移動することが可能です。ヨーロッパの中でも時間通りに動いているのが特徴と言われているので、現地での移動にはぜひ使ってみてください。
ロートヴァイス・テニスクラブ
ジャーマンオープンの会場となるロートヴァイス・テニスクラブは、ベルリンのグルーネヴァルト地区にあるテニスクラブです。ドイツ語でロート(rot)は赤、ヴァイス(weiss)は白を意味しており、紅白のシンボルマークが特徴的です。
ロートヴァイス・テニスクラブは、1897年に「ローンテニストーナメントクラブ」として創立されました。1943年に空襲でクラブの敷地とその建物が完全に破壊されたこともありましたが、財政の手段を尽くし、テニスコートやセンターコート周辺の特別観覧席の再建設がなされました。
現在、センターコートA(シュテフィ・グラフ・スタディオン)は7,000人、センターコートBは1,500人を収容することが可能です。
シュテフィ・グラフ・スタディオン
シュテフィ・グラフ・スタディオンは、ロートヴァイステニスクラブ内にあるスタジアムコートです。1996年に最大7,000人を収容できる観客席とともに新設され、2004年ドイツの女子プロテニスプレーヤー、シュテフィ・グラフ(ステファニー・グラフ)にちなんで名づけられました。
シュテフィ・グラフは、1986年から活躍した選手で、1988年には年間ゴールデンスラムを達成した最初の人物となりました。地元である本大会には連年参加しており、1986年から1996年の11年間で9回もの優勝を飾りました。世界ランキング1位の在位記録は通算377週であり、これは男女を通して史上最長記録です。これからの輝かしい戦績から、2004年には国際テニス殿堂入りも果たしています。
ジャーマンオープン(bett1オープン)の開催時期
ジャーマンオープンは例年、6月中旬に開催されます。
ジャーマンオープン(bett1オープン)のサーフェス
ジャーマンオープンのサーフェスは、芝です。
1979年から2008年まではクレーコートで開催されていましたが、改修工事が行なわれたことに伴い、現在のサーフェスは芝となっています。
ジャーマンオープン(bett1オープン)の獲得ポイント/獲得賞金
ジャーマンオープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。
WT500
WTAツアーの中で、ジャーマンオープンは、WTA500の大会に含まれます。優勝者には470ポイント、準優勝者には305ポイントが付与されます。また、2022年大会での優勝賞金は、55,300ユーロでした。
WTAはもともと
- 「プレミア・マンダトリー」(獲得ポイント1000)
- 「プレミア5」(獲得ポイント900)
- 「プレミア」(獲得ポイント470)
- 「インターナショナル」(獲得ポイント280)
に分かれていましたが、2021年より男子のATPツアーの呼称に合わせる形で
- 「プレミア・マンダトリー」と「プレミア5」は「WTA1000」へ
- 「プレミア」は「WTA500」へ
- 「インターナショナル」は「WTA250」へ
と名称が変更されました。
ジャーマンオープン(bett1オープン)のシングルス歴代優勝者
ジャーマンオープンの、過去10年の優勝者をご紹介します。
- 2022年-オンス・ジャバー
- 2021年-リュドミラ・サムソノワ
- 2020年-開催中止
- 2019年~2009年-未開催
ジャーマンオープン(bett1オープン)の名場面
ジャーマンオープンを盛り上げたシュテフィ・グラフ。少し前の映像になりますが、彼女の栄光を辿る動画をご紹介します。
同時期を戦った他の選手が他社評価をする別のインタビュー動画では、フォアハンド、精神的なタフさ、運動神経の良さにおいて、シュテフィ・グラフの名前が何度も上がりました。