改修された有明テニスの森でテニスしてみた〜クラブハウス編〜
目次
みなさん!いよいよ近づいて来ましたね、東京オリンピック!テニス好きのみなさんは、チケットゲットできましたか?筆者は外れました。でも絶対行きます。
その東京オリンピックで、テニスの会場となっているのが「有明テニスの森公園」です。今回は2ヶ月間弱限定で一般開放されている、改修されたコートでテニスをしてきましたので、その様子をご紹介します!
本記事では、改築されたクラブハウスと未完成の屋内コートを中心にご紹介します。
その他の回は、以下のリンクからご覧ください!
■ 改修された有明テニスの森でテニスしてみた〜事前知識編〜
■ 改修された有明テニスの森でテニスしてみた〜屋外コート編〜
■ 改修された有明テニスの森でテニスしてみた〜ショーコート編〜(準備中)
というわけで今回は「クラブハウス編」!改築されたクラブハウスと、併設されている屋内コートの模様を、どこよりも早く(願望)お伝えします!
クラブハウスの改築概要
今回行ってみてもっとも興奮したのがこのクラブハウスと言っても過言ではありません!もちろんテニスも楽しかったのですが、新しい施設というのは、何かこう、新築物件のモデルルームを見学しているような気分にさせてくれます。
今回の改築は、老朽化に伴うクラブハウス施設の刷新と、同建物内でのインドアコート新設の大きく2つがメインです。
したがって、建物そのものはとても大きく、立派に生まれ変わりました!
クラブハウスの位置
会場内の位置は、改修前のクラブハウスと変わりません。筆者は有明には車で行きますが、駐車場の目の前にクラブハウスがあります。
(出典:海上公園ナビ)ゆりかもめの「有明テニスの森」駅や、門前仲町辺りから都営バスを利用される方は、向かって右上の方からいらっしゃるイメージです。駐車場を通り過ぎたところを左に入ると、すぐ右手にクラブハウスが見えます!
「国際展示場」駅を利用される方は、向かって右下の方から目指すことになりますが、やや遠いので、集合時間にお気をつけください!
クラブハウスのエントランス
それではいよいよクラブハウスへ!外観はこんな感じで、とても立派で、ガラス張りのせいもあってか清潔感があります。最近建てられた江東区の施設は、こんなテイストが多いような気がします。
ちなみに、国際展示場やショーコート側から見た外観はこんな感じ。とても広い!そしてきれいです!
それではいよいよ中へ。入ってすぐのエントランスは、2、3階部分が吹き抜けになっていて、とても開放感があります。
すぐ右側に受付を発見!テニスコート利用の受付は、以前と同じようにこちらで行うようです。施設が広くなっただけに、エントランス付近にあるのは助かります。
ちなみに上の写真は建物に入って奥の方から撮っています。
全体的に落ち着いた雰囲気があり、特に受付の木製カウンターと、ガラスの窓から入ってくる自然光とで、とても柔らかい印象を受けました。いち利用者として、きれいに使っていきたいと思います!
上の写真にも写っていますが、受付の奥には受付とは別に区切られたスペースがあります。
閉まっていたので入ることはできませんでしたが、手前にはガット張り機がありました。そのガット張り機にかけてあるカバーや、下に敷いてあるマットには「ATP」の文字が。
クラブハウスに限らず、有明テニスの森公園の施設はすでに楽天オープン等の大会やイベントで使用されているので、その時に使う、あるいは使ったものでしょうか?
また、奥にはちらっとボールが見えますし、その横にはカウンターらしきものもあります。気になったので受付の方に聞いてみました!すると、現在は一時閉校中の有明ベイサイドテニスアカデミーと有明ジュニアテニスアカデミーが復活したときに、受付として使用されるそうです!
筆者は改修前、有明のコートで練習する際に、よくスクールでボールを購入していました。ボールって意外と忘れがちですし、なかなかコートの近くに販売店がないことがネックですよね。スクール再開後にショップを併設するかどうかは不明ですが、ガットが切れたときもそのまま頼めるし、期待大です!
インドアコートの全貌
さて、エントランスを入って、右側の受付を通り過ぎると、何やら工事中の大きなスペースがあります。そうです、これが今回新設されるインドア(屋内)コートです。
ご覧のとおり、ヘルメットをかぶった作業員の方が、まだ工事を続けています。この写真に写っている範囲だけで4面分あります。画像の手前から奥にかけて、横に並びます。ドーム型の天井はとても高く、多少のロブなら余裕そう。戦略の幅が広がります。
この右手奥にも、このドームがもうひとつあります。合計して8面ものインドアコートが完成予定です。2020年のオリンピックは8月開催ということもあり、台風の到来も心配されます。しかし、インドアコートがこれだけあれば安心です。
インドアコートの利用料金
このインドアコート、まだ工事中ですが、完成後には一般利用も可能になるようです!1面1時間あたりの利用料金は以下のとおりです。
- | 平日 | 土日祝 |
---|---|---|
都内小・中・高等学校 | 2,250円 | 2,700円 |
その他 | 4,500円 | 5,400円 |
都心というリッチ、そして最新設備ということを考えると、インドアコートの中ではお手ごろ価格!一般開放されると当然人気が出ると思いますが、雨天時の強い味方となりそうです。
ただし、この他照明利用料がかかるようです。詳細は会場公園ナビのウェブサイトをご覧ください。
更衣室・トイレ
閑話休題。クラブハウスの話に戻りましょう!
建物に入ってエントランスをまっすぐ進むと、目の前にインドアコートがあります。そして右奥の方に施設は広がっているのですが、それに沿って右へ進んでいくと手前から順に授乳室、男子更衣室、男女トイレ、女子更衣室があります。
少し照明が暗かったのですが、とてもきれいでした。
ユニバーサルデザイン
そして何より、クラブハウスのすべての施設に共通して、みんなが使いやすいようにデザインされていると感じました!
上の写真を見てわかるとおり、たとえば授乳室を表すマーク!一般的にはピクトグラムと呼ばれるものですが、日本語が読めない外国人の方でもわかるように意識されています。
さらにトイレや更衣室は、入り口や部屋の中に段差がなくフラットです。
男子/女子トイレの間には、多目的トイレがあります。しかし、男子トイレの中にも同じような広めの個室がありました。こちらもフラット。
そうした多目的トイレも含め、もちろん全個室がウォシュレットつき!快適ですね。
次に更衣室の中へ入ってみると、すぐ右側に空調設備の調整パネルがありました!これは当たり前のように思えて、夏場や冬場を考えるととても大事なことです。
そのまま奥へ進むと、左側に黄色いロッカーが並んでいます。全部で126個!
ダイヤル式のため、利用料やコイン代わりの硬貨も必要ありません!常設かどうかわかりませんが、ロッカーの上に置いてある芳香剤や消臭スプレー。地味にうれしい。
そして右手には洗面台がありますが、どうやら低めに設置されています。キッズが使うことを意識しているのかも?有明から未来の錦織圭選手が誕生することを願うばかりです。
洗面台の右側にシャワー室の入り口があります。驚くことに、シャワー室の中の個室まで、段差なし!フラットに設計されていました。入り口も広めで、中も広々としています。車いすテニスもますます盛り上がることに期待大!
この他に少しコンパクトな個室もあります。以前と比べるとシャワー室の数は減ったと思いますが、コート数が減った分ちょうどいいのかな?とも思います。
ちなみに、ショーコートには(現在は使用禁止ですが)専用のシャワールームもついているようです。
こんな感じで、一般利用を想定したテニスコート施設は、誰にでも使いやすくできていて、まさにユニバーサルデザインだと思いました!今後も実際に使ってみて気づく点があれば、随時更新していきますね。
気になる2階
ところで、冒頭で吹き抜けになっていると説明したエントランスの写真。再度見てみると、階段やエレベーターがあり、2階へ行けるようになっています。
現在は立ち入り禁止でしたが、2階部分には複数の会議室が設置されているようです!一般への貸し出しもされる予定で、しっかりと都の施設としての機能も備えているようです。
インドアコートが見学可能?
屋内コートをよーく見てみると、2階および3階部分に見学することのできそうなスペースを発見しました!
画像の左上から中央にかけてのスロープのようなスペースです。さすがにプレー中の選手の気が散ってしまうからないのかなー?とも思いつつ、雨の時でも上から見られるのは嬉しいですね。こちらもわかり次第追記します!
というわけで、今回は屋外コートでプレーしてきた模様をお伝えしました!いかがでしたでしょうか?
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