テニスの打ち方・練習方法・練習メニュー

テニスのライジングショットとは 打ち方のコツも紹介

打ち方 初心者 練習
2021-08-11 更新
2021-03-18 作成
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テニスのショットには種類があります。いろいろ打ち分けることができると、テニスがもっと上達し、もっと楽しくなります。今回は、ショットの一つ「ライジングショット」をご紹介します。

テニスのライジングショットとは

「ライジングショット」とは、ストロークの一種です。「ライジング」には「上がる」「昇る」といった意味がありますが、「ライジング」という言葉通り、まさにボールがバウンドして上がってくるときに打つショットです。

通常のストロークは、ボールがワンバウンドした後、再び落ちてきたところを打ちますが、ライジングショットはバウンドして上がってきたところを、または弾んだボールの高さが頂点に達してすぐに打ちます。通常よりも速いタイミングで打つことになります。

ライジングショットのメリット

ライジングショットは通常のストロークよりも少し難しいショットですが、その分、ライジングショットを打つことのメリットがあります。

相手の時間を奪える

ボールの軌道が頂点に達してから落ちてくるところを打つ通常のストロークに対し、ライジングショットは頂点に達する前に打つので、タイミングが早くなります。場合によっては、通常のストロークよりも内側に入って打つので、その分相手コートに早く入れることができます。

結果的に、相手の元へボールが速く戻り、しかも勢いあるボールがいくので、相手が体勢を立て直す前に返球することが可能となります。ボールを打った後は次に備えて体勢を整える時間が必要ですが、その時間を奪うことができるのです。

相手のタイミングをずらす

テニスでは、打つ準備を整えるためにスプリットステップを踏みますが、そのタイミングは相手が打つ直前です。つまり相手を見ながらスプリットステップを踏みます。

通常のストロークよりも早いタイミングで打つライジングショットは、相手のスプリットステップのタイミングを惑わすことにもなります。スプリットステップがうまく踏めないと、相手は次のボールへの対応が遅れたり、フォームが崩れたりします。

自分の体力や時間を節約する

一般的にしっかりとストロークを打つには、ボールの後ろに入り込む必要があります。そのため、相手が深くいいボールを打ってきたときは、それに対処するためにそれなりに深いところまでポジションを下げなければいけません。返球後は、次の相手のボールに備えて戻らなければいけません。

しかし、ライジングショットならその時間を節約できます。また、ベースラインよりも内側で打つことが多いので、それだけ守備範囲を狭くすることができます。テニスではこのわずかな時間で、ポイントの中の攻守が決まるため、非常に重要なのです。

ライジングショットは、体力や時間を節約できるメリットもあるのです。それなりにテクニックは必要ですが、体力に自信のないご年配の方や女性の方にもオススメなショットです。

ライジングショットのデメリット

メリットのところでも少し触れましたが、ライジングショットを打つことが難しいというデメリットがあります。

普通のストロークよりミスしやすい

打つタイミングが早いライジングショットを狙うなら、そもそもの準備を早くする必要があります。打点まで素早く移動し、ラケットを素早く構えなければならないので、いつものストロークと違って意識して動かなくてはいけません。

また、ボールの威力が落ちる前に打ち返すので、しっかりと面を作ったり、勢いに押されないようにしたりする必要もあります。同時にボールのバウンド直後で打つため、思わぬイレギュラーバウンドが起きると対応が難しくなります。

ライジングショットを特徴とするプロテニス選手

ライジングショットはうまく打てると強力な武器ともなるので、プロのテニス選手も効果的に使います。ここでは、特に代表的なプロとして、フェデラーと伊達公子をご紹介します。

フェデラーのプレーは天才的と評されますが、特にうまく活用しているのがライジングショットです。攻守問わず、随所で(実際は非常に難しいのですが)軽々とライジングショットを打っています。

一方で伊達公子も、世界に通用するライジングショットを得意としています。パワーで攻めてくる相手のボールの勢いを利用して返球したり、またメリットでも触れたように後ろに下がらずにより早いタイミングで勝負しています。

また、スイングが非常にコンパクトで、的確にボールを捉えています。

ライジングショットの打ち方とコツ

ライジングショットをうまく打てるようになると攻撃的なプレーもできます。それでは、ライジングショットに挑戦してみましょう。と言っても、ライジングショットもストロークの一つですので、基本のストロークが土台となります。

テイクバックを早く&小さくする

通常のストロークよりも速いタイミングで打つので、当然、打つ準備も早くしなければなりません。そのコツとして、まずはテイクバックを早くすること。そして、小さくすることです。

当たり前のことのように聞こえますが、通常のストロークに慣れている人ほど、無意識のうちにバウンドに合わせてテイクバックを行い、一定のリズムでスイングまで行なっている傾向にあります。そのため、意識的に早くテイクバックすることが重要です!

コンパクトにスイングする

スイングを大きくするとそれだけ時間がかかりますし、ラケット面がブレやすくなります。ライジングショットを打つ時は、コンパクトなスイングを心がけましょう。

通常のストロークとタイミングは違いますが、ラケットの真ん中でしっかりとボールを捉えるよう意識しながら打つことがポイントです。

身体が伸び上がらないように注意する

ボールをしっかりと捉えるためにもうひとつ重要な点が、上下動を少なくすることです。インパクト時に上下動があると、その分ボールとラケット面がずれやすくなります。上下動を少なくして打点がブレないようにするために、重心を低く保ち、身体が伸び上がらないように注意しましょう。

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監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。
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