【最高の1本を見つける】硬式テニスラケットの選び方について徹底解説!

2023-01-16更新
28,867
監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。

硬式テニスラケットの選び方についてご紹介します。

「テニスを始めたいけど、どのラケットを買えばいいかわからない」
「自分のレベルや感覚に合ったモデルに買い替えたい」

硬式テニスラケットは新品の場合25,000円以上、型落ちのモデルでも20,000円前後が相場であるため、決して安い買い物ではありません。テニスラケット選びで失敗しないためにも、新しいラケット購入を検討されている方は最後まで読んでみてください。

【前提条件】テニスラケットの違い

テニスラケットはカラーリングだけでなく、打感や素材に製造過程等、メーカーやモデルによって様々な違いがあり、使い勝手の良さも異なります。回転のかかりやすいもの、ボールを楽に飛ばせるもの等、それぞれのラケットの特徴を理解しておくことが大切です。

硬式テニスラケットの特徴は、以下の6つの要素に分解できます。それぞれどのような基準・考え方で選ぶべきかについてお伝えします。この6つの要素の違いが前述の「回転のかかりやすさ」「ボールの飛ばしやすさ」等に影響するため、ぜひ最後まで読んでみてください。

  • フレームウェイト(重さ)
  • フェース(ラケット面の大きさ)
  • グリップサイズ(グリップの太さ)
  • フレーム厚(ラケットフレームの厚さ)
  • ストリングパターン(ガットの網目の細かさ)
  • バランスポイント(重心の位置)

フレームウェイトの選び方

テニスラケットは重い方が強く、攻撃的なボールを打つことができます。軽いラケットはラケットワークもスムーズになるため動きやすく、ネットプレーや咄嗟のボールに対しての対応に適しています。

ただし、ラケットが軽すぎると攻撃的なボールを返球する際に打ち返せない、打ち負けてしまうことがあります。一方でラケットが重過ぎると疲労も溜まりやすく、振り遅れ等のミスショットが増えるたり、無理をするとケガにもつながるため、腕力・体力が伴わなければ扱いが難しいです。

初心者の場合の適切なフレームウェイト

初心者の場合、テニスラケットの重さは「ラケットのグリップの一番下を握り、地面と並行して重さを感じたときでも握っていて楽に感じるかどうか」を基準に選んでみましょう。男性であれば300g程度、女性であれば280g程度が平均的なウェイトです。初心者の方の最初のラケットという意味では、もう少し軽いものから試してみると良いと思います!

重いラケットが合うプレーヤー

  • 基本的なショットが問題なく打てる上級者
  • 体力及び腕力に自信があるプレーヤー
  • 重く攻撃的なボールを打ちたいストローカー

男性の場合は320g以上、女性の場合は300g以上になるとラケットウェイトとして重い部類に入ります。

軽いラケットが合うプレーヤー

  • 腕力に自信がなく、楽にボールを飛ばしたいプレーヤー
  • ボレー、ネットプレーを積極的に展開するプレーヤー
  • まずはボールをラケットに当てる感覚を磨きたい初心者

男性であれば300g以下、女性であれば280g以下のラケットウェイトであれば楽に扱うことができると思います。

フェースの選び方

ラケットのフェースは大きいとボールをラケットの真ん中に当てることが簡単で、楽にボールを飛ばすことができます。一方でフェースが小さいと空気抵抗が少なくなるため、ラケットの振り抜きも良くなり、力強いショットを打つことが可能です。

しかし、フェースの小さいラケットは真ん中に当てることが難しいため、力に自信がない方や初心者にはおすすめしません。また、フェースが大き過ぎると相手のショットの威力を良くも悪くも吸収してしまいます。そのため、ボールを楽に飛ばせる反面、スピードは鈍くなるのです。

初心者の場合の適切なフェース

初心者の場合、ラケットのフェースは「100インチ以上」が無難と言えます。フェースは100インチがボールの飛ばしやすさ、ショットのパワーを両立しやすい平均的なサイズです。

フェースの小さいラケットに適したプレーヤー

  • フィジカル、技術も一定以上に整っている上級者及び競技者
  • 攻撃的なボールで積極的に攻めたいハードヒッター

フェースが95インチ以下の小さいラケットは基本的にフレームウェイトも重いモデルが多いです。そのため、上級者及び競技者レベルの男性でなければ扱いが難しいと言えます。

フェースの大きいラケットが適したプレーヤー

  • 腕力に自信がなく、楽にボールを飛ばしたいプレーヤー
  • とにかくラリーを続けたい、コントロール性を磨きたいプレーヤー

フェースが100インチ以上であればボールも飛ばしやすく、腕力に自信がない場合でも安心して扱うことができます。ただし、インパクトの位置が真ん中からズレると面のブレも大きくなりコントロールが難しくなるため注意が必要です。

グリップサイズの選び方

グリップサイズに関しては、テニスの技術レベルよりも「自分の手の平に合っているかどうか」を重視して選びましょう。グリップのサイズは「1〜4」の数字で分かれており、数字が大きくなるにつれてグリップサイズが太くなります。

  G1 G2 G3 G4
海外
(インチ)
4+1/8インチ 4+2/8(1/4)インチ 4+3/8インチ 4+4/8(1/2)インチ
日本
(cm)
約10.5cm 約10.8cm 約11.1cm 約11.4cm

 

また、グリップサイズが同じ「2」でもラケットのメーカーによって太さが異なる場合もあるため、実際に握ってみて確認してみましょう。

フレーム厚の選び方

フレームが厚いラケットは反発性が高く、ウェイトも軽いモデルが多いため、ボールを楽に飛ばすことができます。一方で薄いラケットはウェイトが重く、力強いボールを打ち出すことが可能です。

フレームが厚すぎるとボールを楽に飛ばせる反面、コントロールが難しい側面もあり、逆に薄すぎるとボールのコントロールは効きやすい反面、パワーが無ければボールを飛ばせません。

初心者に適切なフレーム厚

初心者の場合、まずはボールをラケットの真ん中に当てて飛ばす感覚を身につけることが大切です。そのため、楽にボールを飛ばせる厚めのラケットが適していると言えるでしょう。腕力に自信があっても技術面に不安がある場合、薄いラケットは難しいです。

厚いラケットが適しているプレーヤー

  • 楽にボールを飛ばしたいプレーヤー(初心者〜中級レベル)
  • とにかく粘り強くボールを拾い続けるストローカー

腕力に自信が無い方、シニア世代の方はフレームが厚いラケットを使っている場合が多いです。ただし、上級者及び競技者レベルの技術を持っている場合は薄いラケットを使用している方も多くいらっしゃいます。

薄いラケットが適しているプレーヤー

  • 各ショットが安定しており、腕力にも自信があるプレーヤー(中上級以上)
  • 力強く重いボールを打ちたいプレーヤー

フレームが薄いラケットはウェイトが重く、フェースも小さいモデルが多いため、ショットも安定しており力にも自信があるプレーヤーにおすすめです。

ストリングパターンの選び方

ストリングの網目が荒い(ガットのマス目が少ない)ほどボールが飛ばしやすく回転もかかりやすくなります。反対にストリングの網目が細かくなると打感が硬くなり、ボールのコントロール性が増します。

どのようなショットを打ちたいのか、どのような打感が好ましいのかによって適切なストリングパターンは異なるため、ご自身の現状のテニスや目指すテニスについても把握した上でラケットを選んでみてください。

初心者に適切なストリングパターン

初心者の場合はオーソドックスとされる「縦16×横19」のストリングパターンのラケットが無難です。テニスを始めていない、始めて間もない時点では自分がどのようなテニスを目指すべきかも明確でないため、オーソドックスなパターンを使ってから別のストリングパターンを検討してみましょう。

網目が荒いストリングパターンが適しているプレーヤー

  • 楽にボールを飛ばしたいプレーヤー
  • 相手のショットのパワーを利用したいプレーヤー

ラケットの反発性を使って楽に飛ばしたい場合は、網目が荒いほうが扱いが簡単です。また、カウンターショットを得意とする場合に関しても反発性が高い、荒いストリングパターンが適しています。

網目が細かいストリングパターンが適しているプレーヤー

  • 硬い打感を好むプレーヤー
  • 腕力に自信があるプレーヤー
  • スピードよりもコントロール性を重視するプレーヤー

打感が硬くなると反発性が低くなり、自分の力でボールを飛ばす必要があります。そのため、腕力に自信があり、力強く重いボールを打ちたい場合はストリングパターンは細かいラケットがおすすめです。

バランスポイントの選び方

バランスポイントとは、「ラケットの重心の位置」のことです。大きく分けるとフレームの先端に重心がある「トップヘビー」、グリップの先端に重心がある「トップライト」、その中間に重心がある「ミディアム(イーブン)」の3つです。

トップヘビーはラケットを握ったときに重さを感じやすく、遠心力も利用して力強いショットを打つことができます。トップライトはトップヘビーよりもラケットが軽く感じ、ラケットワークもスムーズです。ミディアム(イーブン)はその中間で、幅広いプレースタイルを目指す場合はミディアムで問題ありません。

初心者に適したバランスポイント

初心者の場合、バランスポイントはミディアムのラケットで問題ありません。ラケット選びにおいてバランスポイントは感覚的且つ繊細な要素であるため、テニス自体に慣れてから自分に適したバランスポイントについて考えてみてみましょう。

トップヘビーが適しているプレーヤー

  • 力強く思いボールを打ちたいストローカー
  • 腕力に自信があるプレーヤー

トップヘビーはラケットを握ったときに重さも感じるため、ボールを飛ばす際にもパワーが必要です。力強いストロークを主軸にプレーする場合は、トップヘビーのラケットが適していると言えるでしょう。

トップライトが適しているプレーヤー

  • ボレー、ネットプレーが主体のプレーヤー
  • 腕力に自信がないプレーヤー

トップライトのラケットは素早い反応・動きが要求されるネットプレーが主体のプレーヤーにおすすめです。また、トップヘビーと比較してラケットも軽く感じるため、楽にボールを打ちたい場合もトップライトが適していると言えます。

まとめ

今回はテニスラケットの選び方についてお伝えしました。テニスラケットは今回お伝えした通り、大きな要素から細かい要素まで、様々な特徴や違いがあります。

テニスラケットを選ぶ際の重要なポイントは、「自分のレベルを把握したうえで打ちたいショット・目指したいプレースタイルに合った性能のラケットを選ぶ」ということです。

以下の記事でおすすめの人気ラケットについても紹介しておりますので、ぜひ合わせて読んでみてください。

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