【2023年最新】カタール・オープンのドロー表・放送日程
テニスのプロツアーの中で、ATP250にカテゴライズされる「カタール・エクソンモービル・オープン」とWTA500にカテゴリーされる「カタール・トータル・オープン」。そのドロー表、開催日程(大会スケジュール)と放送予定、開催地/会場、開催時期、サーフェス、獲得ポイント/賞金、歴代優勝者、そして名場面をご紹介します。
目次
カタール・オープン2023のドロー表
男子
女子
カタール・オープン2023の開催日程(大会スケジュール)と放送予定
男子
ATP | 日本時間 | 放送予定(TV) | 放送予定(オンデマンド) |
---|---|---|---|
1R | 2月20日(月) | --- | --- |
1R | 2月21日(火) | --- | --- |
2R | 2月22日(水) | --- | --- |
準々決勝 | 2月23日(木) | --- | WOWOW |
準決勝 | 2月24日(金) | --- | WOWOW |
決勝 | 2月25日(土) | --- | WOWOW |
女子
WTA | 日本時間 | 放送予定(TV) | 放送予定(オンデマンド) |
---|---|---|---|
1R | 2月13日(月)20:30~ | --- | DAZN |
1R | 2月14日(火)20:30~ | --- | DAZN |
2R | 2月15日(水)20:30~ | --- | DAZN |
準々決勝 | 2月16日(木)20:30~ | --- | DAZN |
準決勝 | 2月17日(金)21:45~ | --- | DAZN |
決勝 | 2月18日(土)24:00~ | --- | DAZN |
カタール・オープンとは
カタールでは、ATP250の「カタール・エクソンモービル・オープン」と、WTA500の「カタール・トータル・オープン」の2大会が開催されます。「エクソンモービル」「トータル(トータルエナジーズ)」というのは、どちらも大会のメインスポンサーであり、それぞれアメリカとフランスに本社を置く石油などのエネルギー企業の名前です。
そんなカタール・オープンについて、詳しくまとめていきたいと思います。
開催地 | ドーハ(カタール) |
---|---|
会場 | ハリーファ国際テニス & スカッシュ・コンプレックス |
開催時期 |
ATP:2月中旬 |
サーフェス | ハードコート |
獲得ポイント |
ATP:250ポイント |
獲得賞金 |
ATP:総額約117万ドル(2022年) |
ドロー数 |
ATP:シングルス32ドロー、ダブルス16ドロー |
公式サイト |
カタール・オープンの開催地/会場
ドーハ
カタール・オープンの開催地は、カタールの首都ドーハです。
国土のほとんどを砂漠に覆われているカタールですが、一応季節はあるようで、12月~2月が一年で最も涼しく、日本の秋くらいの気候になります。5月~9月は最も暑い季節であり、日中の気温はなんと50℃にも達します。日中に外を出歩くことはほとんどないようで、カタール・オープンの開催時期が2月であるのも納得がいきます。
カタールはアラビア半島に位置しており、日本の秋田県くらいの大きさの国です。人口は約271万人ですが、現地人であるカタール人は10%ほどしかいません。それ以外の90%は外国人であり、インドやパキスタン、フィリピン、ネパールなどから来た出稼ぎ労働者が人口の大多数を占めています。
そんな特徴をもつカタールですが、天然ガスや石油などの資源で蓄えられたカタール人の経済力と、外国からの出稼ぎ労働力を合わせて、首都ドーハでは急速に町の発展が進んでいます。ホテル、道路、地下鉄の駅など至る所で工事が行なわれており、高層ビルが立ち並ぶ地区もあります。
かつては“世界一退屈な街”などと呼ばれていたようですが、アラビアンナイトを楽しめる夜市やショッピングモールがあったり、そこの従業員がたいてい英語を話せたり、など観光しやすい環境も整いつつあります。
ただ一点、現地に行く際に気を付けたいことは、カタールがイスラム教の国であるということです。露出が多い服装は避ける、豚肉は禁じられている、外でお酒を飲んではいけない、未婚のカップルは同じ部屋に宿泊できないことがある、など現地の文化を調べておきましょう。
ハリーファ国際テニス & スカッシュ・コンプレックス
カタール・オープンの会場は、ハリーファ国際テニス & スカッシュ・コンプレックスです。テニスとスカッシュの共同施設であり、カタールテニス協会が所有、運営しています。
会場はウェストベイ地区の端に位置しており、主要ホテルや公共施設から徒歩でアクセスすることができます。また、会場周辺にはファストフードのチェーン店がいくつも立ち並んでいます。
メインスタジアムは以前は4500席でしたが2008年に改装され、現在では7000人を収容できる広さとなりました。会場のコートは全部で24面あります。世界的なテニスの試合を開催するには十分な設備も整っているため、カタール・オープンの他にも、WTAのツアーチャンピオンシップ(2008年~2010年)やパデルの世界大会(2021年)の会場としても使用されました。
カタール・オープンの開催時期
カタール・オープンは例年、2月中旬~下旬に開催されます。大会は7日間にわたって行なわれます。
カタール・オープンのサーフェス
カタール・オープンのサーフェスは屋外ハードコートです。
ハードコートは世界のツアーで最も多く使われているサーフェスです。コート表面が固いので、球足が速くバウンドしてからボールが跳ねることや、足腰への負担が大きいことが特徴です。
カタール・オープンの獲得ポイント/獲得賞金
カタール・オープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。
ATP250
ATPツアーの中で、カタール・エクソンモービル・オープンは、ATP250の大会に含まれます。優勝者には250ポイント、準優勝者には150ポイントが付与されます。また、2022年大会での優勝賞金は、シングルスが11万ドルでした。
WTA500
WTAツアーの中で、カタール・トータル・オープンは、WTA500の大会に含まれます。優勝者には470ポイント、準優勝者には305ポイントが付与されます。また、2022年大会での優勝賞金は、シングルスが38万ドルでした。
WTAはもともと
- 「プレミア・マンダトリー」(獲得ポイント1000)
- 「プレミア5」(獲得ポイント900)
- 「プレミア」(獲得ポイント470)
- 「インターナショナル」(獲得ポイント280)
に分かれていましが、2021年より男子のATPツアーの呼称に合わせる形で
- 「プレミア・マンダトリー」と「プレミア5」は「WTA1000」へ
- 「プレミア」は「WTA500」へ
- 「インターナショナル」は「WTA250」へ
と名称が変更されました。
カタール・オープンのシングルス歴代優勝者
カタール・オープンの、過去10年の優勝者をご紹介します。
男子(カタール・エクソンモービル・オープン)
- 2022年-ロベルト・バウティスタ・アグート
- 2021年-ニコラス・バシラシビリ
- 2020年-アンドレイ・ルブレフ
- 2019年-ロベルト・バウティスタ・アグート
- 2018年-ガエル・モンフィス
- 2017年-ノバク・ジョコビッチ
- 2016年-ノバク・ジョコビッチ
- 2015年-ダビド・フェレール
- 2014年-ラファエル・ナダル
- 2013年-リシャール・ガスケ
女子
- 2022年-イガ・シフィオンテク
- 2021年-ペトラ・クビトバ
- 2020年-アリーナ・サバレンカ
- 2019年-エリーズ・メルテンス
- 2018年-ペトラ・クビトバ
- 2017年-カロリナ・プリスコバ
- 2016年-カロナ・スアレス・ナバロ
- 2015年-ルーシー・サファロバ
- 2014年-シモナ・ハレプ
- 2013年-ビクトリア・アザレンカ
カタール・オープンのハイライト
ハイライトとして、カタール・トータル・オープンの2022年シングルス優勝者であるイガ・シフィオンテクの戦いを追った動画をご紹介します。次々とシード選手を倒し、勝ち上がっていく様子は圧巻です!